イズミル保健局市民健康サービス課のメティン・クズルエルマ副課長は、1月14日から現在まで市全体で42万5000回の新型コロナウイルスワクチン接種を実施したと述べた。
クズルエルマ氏はボルノヴァ区で65歳以上の人を対象に接種を続けている第3コシュカバク家庭健康センターで記者の取材に応じ、保健省が実施しているCOVID-19ワクチン計画がイズミル全域で計画通りの形で進んでいると明らかにした。
クズルエルマ氏は市全体の全医療機関が接種を続けているとする中で「接種の開始日から今日まで、イズミルでは市民に対して42万5000回の接種を実施した。接種は継続中だ。トルコで実施された接種のうち6.7%は我々の市でのものだ。我々の県(注:県と広域市は地理的範囲上で一致する)では、摂取に対する市民の需要はとても大きい。これは好ましい状態だ。特に病院では、週末も含めて24時まで接種が続けられている」と述べた。
クズルエルマ氏は、65歳以上の人に向けた新型コロナウイルスワクチン接種が続いており、85歳以上の人に対しては2回目の接種が始まったと明らかにした。
同氏は、イズミルの人々がCOVID-19の感染拡大に伴う措置に従っているとする中「陽性患者の数は減少している。長期間に渡り一定の数を維持している。これは感染予防対策に市民が従っていることを示している」と述べた。
■「接種を受けて安心した」
接種を受けるために家族健康センターを訪れたシェフィカ・メラル(67)さんは、COVID-19が流行している間、必要なとき以外は外出しなかったということだ。
メラルさんは接種を受けた後安心したといい「この接種が私たちを守ってくれればと思う。2回目の接種があればもっと安心するだろう」と述べた。
ヒュセイン・ギュレルさんは、父親がCOVID-19を克服したといい「どうかこの悪い日々が終わり、社会全体がこの感染拡大から救われてほしい」と述べた。
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( 翻訳者:神谷亮平 )
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