アゼルバイジャン・アリーエフ大統領、アルメニアの事件に発言
2021年02月26日付 Hurriyet 紙


アゼルバイジャンのイルハム・アリーエフ大統領は、今日アルメニアで軍がパシニャン首相の辞任を要求したことに端を発する事件について初めて言及した。

アゼルバイジャンのアリーエフ大統領は、今日アルメニアで軍がパシニャン首相の辞任を要求したことに端を発する事件について初めて言及した。

アリーエフ大統領は、戦没者遺族と従軍者たちに向けた式典で演説を行い、アルメニアで毎日のように内紛が発生しており、民主主義の原則が全く考慮されていないと述べた。

「アルメニアがこれほど酷い状態になったことはなかった。このような状態をもたらしたのは指導者達である。20年に渡ったコチャリヤン・サルキシヤン両名の体制であり、またその後に続く体制である」として、アルメニア国内で混乱・多数の投獄が発生していると述べた。

アリーエフ大統領の発言は以下の通り。
「しかしながら何らかの理由で、民主主義に言及する一部の国家や社会組織はこのことに目を閉ざしている。アルメニアの野党勢力は常に圧力を受け、投獄され、殺されているが、誰もそれに反応しない。このことは何を示しているのか?30年の歴史は、今回の[ような]勝利をアルメニアに対してのみ我々が手にしなかった[理由]を改めて示している。組織的かつ軍事的な周辺勢力が我々に対して結束し、我々の土地を未来永劫占領下に置こうと望んでいたからである。アルメニアはただの道具に過ぎなかった。我々はこの秘密裏の政策を打倒し、再び公正を確立した。」

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( 翻訳者:神谷亮平 )
( 記事ID:50727 )