チャンクル県知事、ラマザンの夜の食宴自粛をよびかけ
2021年04月06日付 Hurriyet 紙


チャンクル県知事アブドゥッラー・アヤズ氏は、県におけるコロナウィルスの(感染)拡大の(理由の)第一位に家庭内の感染があると述べて、「人々がお互いに行きかうこと、またやってくることを妨げることは出来ません。このラマザンにおいては誰も、誰かのイフタールに行く事はないように。」と語った。

アヤズ知事は、知事府の集会室において新聞記者達に対しておこなった発表にて、町における感染件数が再び増加していると語った。アヤズ氏は、感染件数は毎日記録を更新していると述べて、「3月1日には318人であった死者数は、現在の数値では350人となっている。その日から今日に至るまで、私たちは32人の市民を失った。既に現在、病院で重症となっている15人の市民の皆さんが治療を受けている。この市民のうち4人が挿管されている。しかしながらワクチンの第二回目の接種を終えて、それから14日が経過した患者の誰一人として重症にはなっていない。これは大変に喜ばしい事である。病院においては合計で57人の病人がいます。42人がサービスを受けていて、15人は重症なのです。このサービスにおいて休んでいる病人のうち30人は、65歳以下です。」と語った。

アヤズ氏は、新たな規制の決定の後に今後の週以降は下落を目指しているということを述べながら、「私は再び全ての市民の皆さまが注意をすること、また対策を充分にとることを望みます。」と語った。アヤズ知事は、市民たちに対してもまた、ワクチンを接種するようにという呼びかけをおこなった。


■「第一位に家庭内感染」

アヤズ知事は、町における感染件数を分析したということ、真剣な努力を行っているところであると強調して、以下のように語った。
「ウイルスの主な感染拡大の理由の第一位に家庭内感染があります。これは一位の座を譲ってはいないのです。人々が、お互いにいきかうことを、またやってくることを妨げることは出来ません。私たちはあなたたち市民の皆さまが注意深くなることを望みます。ラマザン月に、イフタールにやってくる人々にこのラマザンをおこなうことはしないでおきましょう。このラマザンでは誰も誰かのイフタールに足を運ぶことはしないでおきましょう、誰もお誘いはしないでおきましょう。アパートの中にいたとしてもこれは行わないでください。母親へ、父親に、最も近しい人達のところにも足を運ぶのはやめましょう。これは、私たちの市民の皆さまに対しての最大の要望なのです。このウイルスは皆が健康であると思った人に感染します。誰一人として、陽性である人のところに足を運んだということを分かっていながら病気になるわけではないのです。願わくば、今後の週からは感染者数(のグラフ)が折れて、減少する事を期待しています。」

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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:50873 )