大統領府デジタルトランスフォーメーション室のアリ・タハ・コチ室長は65歳以上の住民向けの「電子政府(e-Devlet)パスワード自宅送付」サービスについて、アンカラとイスタンブルでの実施後にトルコ全土での申し込みを開始すると発表した。
コチ室長はアナトリア通信の特派員に対し、新型コロナウィルス(COVID19)感染拡大対策プロセスで適用を開始した65歳以上の住民の電子政府パスワードについて、郵便局(PTT)に行かずとも電子政府から簡単に申し込みでき、パスワードは自宅で受け取れると述べた。
コチ室長は電子政府ゲートのパスワードを持たない65歳以上の住民は、適用範囲において"www.turkiye.gov.tr"アドレス上で申し込みフォームに記入し、パスワードの自宅送付を希望すると述べ、件のサービスは2020年11月17日にアンカラ県ギョルバシュ郡で初めて開始されたと話した。
コチ室長はこのサービスは強く要望され、その後ケチオレン郡で、さらにその後アンカラ県全域に広まり、今年2月以降にイスタンブルでも運用が開始されたと振り返った。
コチ室長は「65歳以上の住民向けの『電子政府パスワード自宅送付』サービスは4月以降にトルコ全土で申し込みが開始された。」と発表し、電子政府ゲート上から申請されたパスワードについての要望はPTTに送られPTT貨物便担当がパスワードを住民に送付すると語った。
コチ室長は住民はパスワードの封書を受け取った後、電子政府ゲートのトップページでアクティベートすることで、求められる必要な個人識別情報を記入し、アカウントを有効な状態にすると言及し、「関係者と顔を合わせた個人認証を実施した後、パスワードが送付される。」と述べた。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:50894 )