サウジアラビア、トルコ人学校8校に閉鎖決定
2021年04月29日付 Hurriyet 紙


サウジアラビア政府が、首都リヤドと他州で活動中のトルコ国民教育省管轄のトルコ人学校8校を2020-2021年度末に閉鎖する決定をしたと発表した。

アナドル通信が外交筋から得た情報によれば、サウジアラビア教育省は国の北西に位置するテブク、リヤド、タイフ、ジッダに所在するトルコ国民教育省管轄の学校を閉鎖する決定を書面で伝えた。同様に、ダンマンとアブハ市にある国民教育省管轄の学校もサウジアラビア関係者の訪問を受け同様の閉鎖の決定を口頭で伝えられ たことが判明した。

サウジアラビア教育省が最近学校に送付した閉鎖の決定には「年度末に学校の活動を終了すること、生徒が希望する学校へ登録する件で便宜を図ること、この件に関し保護者への情報提供が必要である」と記載されている。

同様に、メッカとメディナのトルコ人学校も同決定の対象になることが明らかにされた。

外交筋は、サウジアラビアのトルコ人学校が閉鎖すれば、この学校で教育を受ける2256人の生徒が十分なアラビア語を習得していないためにサウジアラビア教育省管轄の学校で教育を受け続ければ、不都合が生じるだろうと明らかにしている。

サウジアラビアが活動を終了させる学校は、リヤド国際トルコ人学校、ジッダ国際トルコ人学校、テブク国際トルコ人学校、ダンマン国際トルコ人学校、タイフ国際トルコ人学校、アブハ国際トルコ人学校、メッカ国際トルコ人学校、メディナ国際トルコ人学校である。

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( 翻訳者:小鉄礼子 )
( 記事ID:50969 )