ヨルダン国内における雇用損失の増大
2021年04月30日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ヨルダン経済は2020年に数万人の雇用を喪失
【ヨルダン:アナトリア通信】
ヨルダン・レイバー・ウォッチは、金曜日に発表された報告書内で、「ヨルダン経済は新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、2020年に14万人の雇用を喪失した」と述べた。
同機関は、メーデーにあたる5月1日に発表した報告書で「世界の労働者の圧倒的多数が2年連続で最も深刻な世界的危機の重圧のもとで苦しんでいる。世界では数千万人の雇用が失われ、数千万人の労働者が生計を立てる手立てを失った」と伝えた。
同機関は「ヨルダンはこの経路から遠くなかった。2020年第4四半期の失業率は2019年第4四半期の19.3%から5.7ポイント増加して24.7%になった」と忠告している。
また、ヨルダンの若者の失業率は前例のない速度で増加し、2020年末には47.8%に達したという。
同機関は「この危機によって、公式経済であれ、非公式経済であれ、そこで働く何万人もの非正規雇用者の生活手段が奪われた」と述べた。
また、新型コロナウイルスの影響を受けた労働者は、ほとんどの経済部門、特に建設、農業、小売業、運輸、および全ての日雇い労働の部門において、増えているという。
(後略)
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( 翻訳者:谷口萌依 )
( 記事ID:50977 )