“イラン外務省報道官はタジキスタン・キルギス間の国境における衝突に懸念を示し、イランには当事者間の対話の進展を促し、この分野における同国の法的・技術的経験を提供する用意があると表明した”
【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、イラン外務省のサイード・ハティーブザーデ報道官は本日(金曜日)[訳注:西暦2021年4月30日]、タジキスタン・キルギス間の国境における衝突に反応し、「イラン・イスラーム共和国は友人であり兄弟であるタジキスタンとキルギスの両国にまたがる国境地帯での直近の衝突に関する報告について、これにより多くの両国国民に死傷者が発生しているとのことだが、懸念しつつフォローしている」と述べた。
同報道官は「我々はこの度の衝突の停戦につながった両国の指導者の緊急措置を評価しつつ、両国間の対話を継続することがいかなる国境紛争も平和的解決につながると確信している」とし、[会見の]終わりに「イラン・イスラーム共和国には当事者間の対話の進展を促し、この分野における同国の法的・技術的経験を提供する用意があると表明する」と強調した。
キルギス・タジキスタン国境地域の住民および国境警備隊同士の衝突により、多くの死傷者が発生しているのは重大な問題である。キルギス・メディアは死者少なくとも13人、負傷者は134人であると伝え、タジキスタンの情報筋も死者数10人、負傷者数90人以上と発表した。
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( 翻訳者:KMMK )
( 記事ID:50986 )