環境都市整備省のムラト・クルム大臣は自身のSNSアカウントを通してイスタンブルで103.8㎡、バルッケスィールで79㎡、コジャエリで56㎡、ヤロヴァで53㎡、ブルサで50㎡、チャナッカレで27㎡、テキルダーゥで23㎡のぬめりが除去されたと発表した。
マルマラ海で開始されたぬめりの除去活動の最初の数値が発表された。クルム環境相のSNSアカウント上の発表によると、6月の8-9日の間に合計392㎡のぬめりが海から除去された。
クルム大臣はマルマラ海で1000人の清掃隊が、46艇の清掃船、27艇の清掃艇を用いて常時働いていると述べた。
クルム大臣の発表は以下の通り。
「私たちはマルマラ海を覆う海洋汚染の対策により、6月8-9日で合計392㎡のぬめりを集め、除去した。マルマラ海保護措置計画を確固たる決意で実施し、清掃を続ける。
6月8日に15の地域で海から235.2㎡、6月9日には16の地域で海及び陸地から156.6㎡のぬめりを取り除いた。
都市ごとでは、イスタンブルで103.8㎡、バルッケスィールで79㎡、コジャエリで56㎡、ヤロヴァで53㎡、ブルサで50㎡、チャナッカレで27㎡、テキルダーゥで23㎡のぬめりが取り除かれた。
マルマラ海で1000人からなる清掃隊が、46艇の清掃船、27の清掃艇を用いて常時働いている。文化の中心地として重要なこれらの都市、マルマラ海、海洋生物を見殺しにせず、海洋汚染から守る。」
■まだぬめりは残る
マルマラ海に影響を及ぼす海洋汚染のぬめりは、イスタンブルのアジア側における海岸地域で残っている。
アジア側のカルタルとマルテペ海岸を覆うぬめりは、ヘイベリアダ、クナルアダ、ブルガズアダ、ブユクアダの沖合でまだ白い皿のように映っているのが空から伺えた。
マルマラ海沖で影響を及ぼし続けるぬめりは、一部の地域では広範だが、他の地域ではまだらの波模様のように映って見えた。
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( 翻訳者:山下鈴奈 )
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