オーストリア、中国製ワクチン接種者の自宅待機を撤廃
2021年06月16日付 Hurriyet 紙
オーストリアでの新しい旅行規制が施行された。新たな決定によると、オーストリアに入国する際、中国製のシノバクワクチンの接種者は自宅待機が免除される。トルコでも行われているシノバクワクチンに関するこの決定は、オーストリアへ訪れたいトルコ国民にとっても非常に重要である。
オーストリアで本日施行された新たな旅行規制によると、トルコでも使用され、新型コロナウイルスに対し行われている中国製のシノバクワクチン接種を2回している人は、入国の際に自宅待機が免除される。
保健省のインターネットサイトでは、リスクレベルを元にできた新たな旅行規制が共有された。
これによると、トルコも含まれている第3国からオーストリアに入国する際に、シノバク社ワクチンを2度接種した者は自宅待機が免除されることが報告された。
オーストリアでは、以前公表されたワクチンリストにおいて、欧州医薬品庁により、認証された、ビオンテック-ファイザー製、アストラゼネカ製、モデルナ製、そしてジョンソンエンドジョンソン製に加え、中国のシノファーム製のワクチンが追加された。
新たな規制ではシノバクワクチンとともに、インドで開発されたCovide-19ワクチンのコビッドシールドもリストに加えられた。
一方でオーストリアのセバスティアン・クルツ首相が3月に100万回分のワクチンを入手するためにロシアと密に会談を実施していたスプートニクVワクチンはいまだリストに加えられていなかったことが興味を引いた。
オーストリアでは最新の24時間で153人が新たに感染している中、合計感染者数は649,002人に、死亡者数は3人増加し10,671人となった。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:瀬戸慈弘 )
( 記事ID:51213 )