森林火災に関する最新情報が続々と入ってきている。火事が続いている地域で空と地上から全力を挙げた消火活動が続いている。アイドゥンのボズドアン地区で発生した火災はムーラのメンテシェ郡に広がると2地区で避難が行われた。近隣の集落周辺の木々は延焼防止のため切り倒された。ミラスのギュルジェイズ地区は、風向きの変化により深夜に火に襲われた。火災はギュルジェイズ地区に続きバユル地区を脅かし始めた。一方ロシア軍所属の2機のアントノフ・イリューシンIL-76型消火飛行機とアゼルバイジャンから派遣されたBE-200水陸両用機も空から消火活動を支援した。マルマリスでは、公式発表はないもののDHAの記者ダヴト・ジャンは朗報を伝えた。では緊急スポットの詳細…。
地中海とエーゲ海間を焼き尽くす山火事は9日目に突入した。アンタルヤ、ムーラ、アイドゥンをはじめとする山火事が発生した地域で戦いは戦慄すべき形で続いている。7月28日以降これまでに発生した192件の山火事のうち180件は統制下に置かれた。
以下、山火事の詳報。
02:00 ギュルジェイズ地区が火中に
ムーラのミラス郡の火災で、中心地から28km離れた人口150人のギュルジェイズ地区は、風向きの変化により深夜炎に襲われた。多くの家が炎に包まれた。延焼を防げず広範囲に広がった火事はギュルジェイズ地区に続いてバユル地区を脅かし始めた。
■トカト市長「火は火力発電所に向かう可能性があり、事態は深刻だ」
真夜中時点で火災の7日目に入り、何日間もの消火活動と火災の推移を現場で追っているミラス市長ムハメト・トカト氏は懸念を口にした。状況が非常に深刻である と話すトカト市長は、広範囲に広がった火事がイェニキョイ火力発電所に向かっているとした。市長は、「ギュルジェイズ地区を真に失いました。火は火力発電所に向かう可能性があります。この状況は大変深刻です。」と話した。
00:20 ムーラのメンテシェ郡で、カルシュヤカ地区デュゼンにある森林地域で原因不明の火災が発生。通報を受け放水車5台、作業機械、消防隊とともに治安維持車両5台、消防作業員が派遣された。
23:30 ムーラ県クムルクブクの難所で発生した火災は、沿岸警察総局の陸上からの消火活動により大規模になる前に鎮火させられた。
23:20 ウスパルタのシュトゥチュレル郡で発生した山火事は、暗視ヘリコプターにより消火され始めた。消火のためウクライナからやって来た4機のヘリコプターの内2機はヤズル・カンヨン自然公園の火災を鎮火するため活動している。
22:55 べキル・パクデミルリ農業森林大臣は、ここ9日で44の県で191件の山火事が制御下に置かれたと明らかにした。
22:10 アイドゥン・カラジャスの90%が制御下に置かれ、鎮火活動が続く中、450ヘクタールにわたる範囲が損害を受けたとされている。消火活動を行う森林関係者の放水車両は炎に包まれた。急速に勢いを増した炎により、放水車両をその場に残し森林関係者が命からがら助かったのが明らかになった。
21:10 パクデミルリ農業森林大臣「(7月28日-8月5日)44県で197件の山火事が発生し、その内185件が制御下に置かれた。」
19:30- マナヴガトの最新状況
DHAの記者アルパスラン・チュナルは、マナヴガトの最新状況をこう説明した。
本日は湿度25%を観測し、風の影響も無くなり消火活動が容易になりました。クズルダーでは一部鎮火しました。火災は本日他の場所でも続いています。アララ川がある谷で火災が続いています。
CNNトゥルクの記者シナン・クンテル氏は、マルマリスのトゥルグト村の状況を伝えた。
マルマリスのトゥルグト村で消火活動は鎮火活動へと変わりました。空からも活動は続いています。これはヘリコプターが行う最後の飛行です。日没後は活動できません。火災との戦いの他、村人への支援という問題もあります。私たちは素晴らしい瞬間を目撃しました。最後の消火活動の後、まるで結婚の行列のように消火隊は拍手で送られました。そして今もトゥルグト村の畜産を営む人々に干し草の束が贈られています。
19:05 マルマリスの最新状況
DHAの記者ダヴト・ジャンは、オルハニエから最新の状況を伝えた。
私たちはマルマリス市オルハニエのクズクムに居ます。炎は2日間クズクムを囲む山々に影響を与え続けていました。トゥルグト地区の火災も制御下に置かれたのを確認しました。いまだ公式発表は出ていません。山麓と居住地域の間にバリケードが築かれました。消火隊は7月24日にそこで交替で監視・待機しました。居住地域に炎が広がることを防ぎました。一方で鎮火活動も続いています。消火隊は注意を緩めていません。
19:00 アクチャカヤの最新状況
DHAの記者ハンデ・ナユマンは、ミラスのアクチャカヤ地区の最新状況を伝えた。
炎は住宅地に近いです。多くの地区で避難が行われました。すぐに退避がおこなわれました。風が大変強く吹くため影響が広がっています。地域の消火活動は続いています。ヘリコプターによる消火活動も続けられています。アクチャカヤ地区では道にも炎が広がりました。ミラスではまだ火災が続いています。夜間に陸から消火活動が行われています。特に濃い煙がある場所にいます。黒煙がまるで郡をまるごと覆っているかのような状況です。
16:40 アララ谷の斜面の火災
アンタルヤのギュンドームシュ郡で発生している火災は、アララ川があるアララ谷で続いている。谷の斜面で続く火事に対し、上空からヘリコプターでの消火活動が行われている。
また、谷の上に位置するカラブル地区に近い場所で発生した火事が住宅街に到達しないよう上空からの消火活動が始まった。この地域は通過が困難な岩場であるため、地上からの消火活動は行えない。
16:35 トゥルグト滝周辺は灰となった
ムーラ県マルマリス郡で8日間続いた山火事は、地域の豊かな木々や清涼な水によって景勝地かつ観光地となっていたトゥルグト滝周辺も焼き尽くした。滝のすぐ傍にあり、火に襲われ灰となった木々の様子は、見る者の心を痛めた。
滝周辺の多くの木々やプラタナスの老樹も被害を受けたのがわかる。さらに滝に登るため架けられた木製の階段も燃えて使用不可能な状態となった。
15:00 エネルギー天然資源大臣「発電所に問題はない」
エネルギー天然資源省のファティフ・ドンメズ大臣は、ケメルキョイ火力発電所の本体に問題はないこと、火が石炭貯蔵室に到達しなかったと説明した。ドンメズ大臣は、発電所が一刻も早く操業を行うため技術的な作業を続けていると伝えた。
上空からの消火活動に支援
山火事をコントロール下に置くため行われている消火活動を空から支援する航空機にアゼルバイジャンから派遣されたBE200水陸両用機も加わった。
午前6時にアゼルバイジャンを出発した水陸両用機は、10時30分にダラマン空港に着陸した。乗員達は国旗をもって歓迎された。
12トンの水を運ぶ飛行機は、活発な消火活動を行った。ムーラ県の消火活動にはスペイン、イラン、ロシアの飛行機も支援を行った。
ムーラ県の山火事を制御下に置くために行われた消火活動を上空から支援したロシア軍の2機のアントノフ・イリューシンIL-76型消火飛行機は、水の補給をアドナン・メンデレス空港で受けた。アントノフ・イリューシンIL-76型消火飛行機は4万2千リットルの水を搭載する。パイロットと整備士たちは飛行機の補給の間休息を取った。
13.45 ミラスでの消火活動はクユクシュラチュク地区に集中した
ムーラ県のミラス市で発生した火災の消火活動では、6日目にクユクシュラチュク地区に集中した。消火活動は飛行機1機、ヘリコプター4機により上空から散水し、地上からは散水車、水タンク車、作業車、消防車、200を超える隊員が消火活動を行った。
13:15 バクデミルリ農業森林大臣: 森林のヒーローたちは自己犠牲のもと戦っている
バクデミルリ農業森林大臣は火災に関して投稿を行った。
自身のツイッターアカウントから最新の発言を共有したバクデミルリ大臣は、「ここ9日で、38の県で180件の山火事が制御下に置かれました。森林のヒーローたちは5つの県で12件の山火事を制御下に置くための活動を大いなる自己犠牲のもと続けています。」と発信した。
沿岸警備司令部所属の人々も消火活動を支援した。沿岸警備司令部の発表で「全隊員が絶えず消火活動に協力しています。力を合わせ、共に打ち勝ちましょう」と述べた。
13:00 デニズリ県庁:すべての山火事はコントロール下にある
デニズリ県庁は、ブルダン及びタヴァス郡の山火事を完全にコントロール下に置いたことと、県境では今も続く火災は見られないと明らかにした。
発表では、8月2日にブルダン郡のトゥルルベイで、8月3日にタヴァス郡プナルルクで、そして昨日ブルダン郡カラキョイで発生した山火事は完全にコントロール下に置かれ、鎮火活動が続いていると報告された。
12:15 エイルディルとドルトヨルの山火事も制御下に置かれた
バキル・パクデミルリ農業森林大臣は、ウスパルタ県のエイルディルとハタイ県ドルトヨルの山火事もコントロール下に置いたと明らかにした。
大臣は、鎮火活動が続けられていると話した。
12:00 通信庁の最新発表:189件の山火事の内174件がコントロール下に置かれた
通信庁は「我が国のため、森林のための動員」として、9日間続く山火事に関する最新情報を発表した。
発表では「2021年7月28日から8月5日の間トルコで発生した189件の森林火災のうち174件は、国内すべての力を動員してコントロール下に置かれた」とされた。
12:00 パクデミルリ大臣の発言:フェケ市の山火事は制御下に置かれた
パクデミルリ農業森林大臣は、アダナ県フェケ郡の山火事を制御下に置き、鎮火活動が続いていると明らかにした。
11:30 ドルトヨルの状況:15ヘクタールの土地が脅威にさらされた
ハタイ県のドルトヨル郡で昨夜制御下に置かれた森林火災の状況が明らかになった。最初の情報によれば、火災により15ヘクタールの土地が被害を受けた。地域では鎮火活動が続いている。機械化歩兵旅団司令部の隊員160名や市民も支援している。
鉄条網まで届く火災がコントロール下に置かれたケメキョイ火力発電所の最新状況は上空から空撮された。
11:00 火力発電所の最初の検証:本体に損傷無し
11時間にわたって火にさらされたケメキョイ火力発電所では、鎮火活動のほか損傷の確認作業が続いている。
DHAの記者ハンデ・ナイマン氏は、火力発電所の本体では損傷は確認されなかったとした。
ナイマン記者は「今のところ火力発電所外部のフェンスは燃えました。屋根が燃えた建物もありました。最初の情報によれば、本体は被害を免れました。庭の木々は大きな損傷を被ったのがわかります。特に強く突き刺すような臭いがあります。警察、軍警察も警戒を強めている状況です。」と語った。
11:00 マルマリスで延焼防止のため伐採
マルマリスのイチュメレル地域で火災の影響が広がっている場所も、森林総局の職員により延焼防止のため木々が切り倒され始めた。
10:50 負傷した作業員も退院
マルマリス市トゥルンチュで昨日、鎮火活動に加わった放水車が倒れ、作業員4人が怪我をし、内2人は軽傷だった。病院で治療を受けた2人は退院したと明らかにされた。一方山頂部で煙を出し陸上部隊の行けない場所に消化ヘリコプターが数を増して活動している。
10:45 ボズダアンでも消火活動は続いている… 延焼防止のため木が切り倒された…。
アイドゥン県ボズダアン郡で発生し、ムーラ県カヴァクルデレ郡に広がった森林火災に対し、空・陸からの消火活動は続いている。火災がムーラ県メンテシェ郡の諸地区に広がらないよう、懸命に取り組まれている。
火がメンテシェ郡まで8kmに迫るとメンテシェ郡知事府が調整を行って緊急対応部が設置された。コザアジュ地区、シェンヤイラ地区の避難が決定された。火が居住区に及ぶのを防ぐためコザアジュ、イキズジェ、サリフパシャラル地区周辺の木が切り倒された。
10:30 アンタルヤの最新状況:5つの郡で火災が続く
火災は、アンタルヤのマナヴガト、アクセキ、ギュンドームシュ、イブラドゥ、アランヤ郡境の15地点で続いている。マナヴガトの火災は、郡西部のデミルジレル、クズルダア、スルトゥキョイ、ベシュコナク地区を含む形で続いている。
炎が観光地のキョプルル渓谷とタズ渓谷に到達することが懸念される。
当該地域で飛行機6機、無人航空機1機、ヘリコプター19機、無人ヘリコプター1機、車両1858台と6500人が消火活動を続けている。火災の影響を受けた722人と職員715人が治療を受けた。7人の治療が続いている。消火活動に参加するため地域にやって来たボランティアも日の出まで消火隊の活動を支援した。
10:00 マルマリスの4地区で火災がコントロール下に置かれた
マルマリスで8日間続いた森林火災は、夜間は地上から、日が昇ると上空から行われた消火活動により、ヒサロヌ、オルハニエ、トゥルグト、トゥルンチュ地区で制御下に置かれた。消火隊は、山頂で続く火災が住宅地に侵入しないために懸命な活動を行っている。
9:00 火災が発生した地域の最新状況
DHAとCNNトゥルクの記者達は、トルコ全土の関心を集める火災発生地域の最新状況をまとめた。
マナヴガト-クズルダア:超人的な動員
アンタルヤのマナヴガトにおける消火活動を現地から伝えるDHAの記者アルプラスラン・チュナル氏はこのように話した。
「悲しい光景が広がっています。火災は北西風の影響により広がりました。消火隊は道路沿いに消火活動を行い、炎が道に接近することを防ぎました。クズルダアを守り居住区を保護するため大規模な活動が行われています。朝現場に我々が到着すると、小さな煙がありました。その時点で煙の影響は広がっていました。ここで消火隊は地上、上空から警戒しています。ここに動員があります。この山が炎に包まれてしまうと、その後火災の防止をすることは大変難しくなるでしょう。ここ9日間の湿度は非常に低く、昨日上昇し始めました。今日、湿度が50%以上となったのは喜ばしいことです。北西風の影響は少し弱まったと見ています。」
ムーラ-ミラス:発電所の最新状況 消火隊の警戒
ミラスの現状を説明するDHA記者のハンデ・ナイマン氏。
「昨夜は大変目まぐるしい時間を過ごしました。炎は夜間に火力発電所を襲いました。目下の所、火災の影響は弱まっています。軍警察は規制を強めました。どんな形であれ通行を許可していません。そもそもミラスの火事が始まった日から、火力発電所に到達する不安がありました。昨日食堂に松ぼっくりが落ち大きなパニックが起こりました。昨夜も火力発電所を火災が襲いました。関係者は爆発のリスクはないと繰り返しました。一方で鎮火活動も続いています。完全に危険が去ったわけではありません。当初の発表によると、火力発電所内の本体に損傷は見られないと述べられました。しかし十全な損傷の検証作業は行われていませんでした。現在は霧があります。煙は遠くから窺えます。この地域で発生したことは息を止まらせるようことです。多くの予防措置が取られました。消防隊は警戒態勢にあります。」
イチュメレル:放水車が海へ落下
イチュメレルからCNNトゥルクの記者シナン・クンテル氏は最新状況を語った。
「この場所の消火活動はかなり前に終了しましたが、私がいる場所は火災による損傷を示していると言う点で大変重要です。イチュメレルの林道は現在まるでホラー映画から切り取った場面のようでした。ここはまさにアクデニズの松の木に囲まれた場所です。ここではひどく強い燃える臭いがあります。地域を火災臭が包んでいます。この地域に関して危険は去り、鎮火作業も行われましたが、地域の別の場所では火災と戦っているというニュースが入っています。デリクリコイでは残念ながら放水車1台が海に落下したようです。」
マルマリス-オルハニエで地上からの作業
マルマリス、オルハニエのクズクム・ビーチから最新状況を伝えたDHAの記者ダヴト・ジャン氏。
「炎は住宅地を脅かし続けています。住宅地に近い大きな松の樹林は倒されました。ここの土地は大変で起伏が多く斜面が急です。炎は未だに制御下に置かれていません。今日の湿度は昨日に比べより良くなっています。今日は20%から25%の間となっています。これも朗報です。風の状況も昨日より良いです。火が収まった場所で鎮火作業が続いています。トゥルンチュで鎮火活動に参加した放水車が1台横転しました。森林作業者たちのうち2人が診察を受けました。2人は夜通し病院に止まりました。ヘリコプターは目下この場所で作業をしておらず、ここでは上空からの消火活動がないということです。消火活動は地上から行われ続けています。」
8:50 防衛省が発表
防衛省は火災に関する発表を書面で行った。発表には「ミラスのオレン地域の火災により夜通し避難活動を続け、火力発電所にいた市民は海軍の上陸用舟艇により当該地域から無事に避難した。避難活動は問題なく完了した。」とされた。
8:45 キョイジェイズの1地区がさらに避難
ムーラ県キョイジェイズ郡の森林火災拡大により、炎に脅かされたサザク地区でも
これに対処して避難が行われた。
昨日も郡内のチャイヒサル、ゼイティナラヌ、タシュビディ地区の一部で避難が行われた。
8:30 火力発電所で鎮火作業が続く
11時間後に収まったケメルキョイ火力発電所での火災が止まり、鎮火作業が始まった。地域では広く安全上の規制が設けられた。
規制の一環で、オレン地区の火力発電所へ向かう道は警察と軍警察隊により封鎖された。内務省が下した指示に従い、安全規制として地域への車両の進入は許可されないとわかった。
7:30 鎮火
ケメキョイ火力発電所で火災は11時間で勢いを弱め鎮火した。
明るくなると共に発電所で鎮火活動が始められるとされた。映像からは本体に異常は見受けられない。
5:30 爆発音
ムーラ県ミラス郡で発生した火事は、様々な予防措置が取られたにもかかわらずケメルキョイ火力発電所を襲った。火災が特に貯水池や密集した木々がある場所から発電所へ向かって素早く進んでいったことが分かった。夜が深まるにつれに炎が襲った火力発電所のある場所で続々と爆発が起こった。空が明るくなると共に空から行われた消火により鎮火作業となり、その後に発電所で起こった損傷の規模が明らかになると発表された。
3:48 カラジャスでも消火活動
アイドゥン県カラジャス郡で発生した森林火災への消火活動が続いている。消火隊は多くの放水車、水タンク車、ミキサー車により活動を行う一方、市民たちもつるはしやスコップで活動を支援した。
3:02 メンテシェの2地区で避難
ムーラ県カヴァクルデレ郡メンテシェ地区の森林で2日前に始まった火災はメンテシェ郡に到達した。メンテシェ郡知事府が調整して組織された郡危機委員会により郡付属のコザアチュとシェンヤイラ地区住民の避難が決定された。
02:45 発電所周辺地区で避難指示
ケメルキョイ火力発電所から約1km離れたオレン地区の住民も秩序だって地域から離れた。住民の一部は軍用船で地域から避難させられた。オレン地区から沿岸警備司令部の救助船に乗せられた300名以上の人々はボドルム郡のクルーズポート停泊地に連れて行かれた。火力発電所の前と居住地区に向かう道とで対策を行った軍警察隊も当該地域へは消火活動に携わる専門家たちにのみ通行許可を与えている。
2:21 アルトゥン通信長官による発表:死者を出さないために必要なすべての措置が取られた
ファフレッティン・アルトゥン通信長官は、ケメルキョイ火力発電所について発表を行った。火災の推移について状況を説明したアルトゥン長官は、「火災のあった地区で死者を出さないために必要なすべての措置が取られた。」と話した。
1:00 イェニキョイ火力発電所でも避難開始
ケメルキョイ火力発電所を襲った火災が続く中、周辺に松の木の密集地があり約7kmの距離にあるイェニキョイ火力発電所に、炎が近づいているのが判明した。
00:30 暗視ヘリコプターによる空中からの活動
ミラスの8地区で避難が行われる原因となったケメルキョイ火力発電所で消火活動が懸命に続いている。炎が襲った発電所の火災に地上から消火活動が続けられている他、暗視ヘリコプターで上空からも消化活動が続いていると明らかにされた。
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( 翻訳者:小鉄礼子 )
( 記事ID:51448 )