ビトリスと郡で保健チームが新型コロナウィルス(COVID19)リスクマップで「イエロー」カテゴリに分類された町をブルーカテゴリに戻すため、ワクチン接種に多くの人員をさいている。
県中心部と郡で従事する保健チームは中心部のワクチン接種地点20ヵ所に加え、ワクチン訪問接種チーム60組を用いて村々、街区、家々を回って県民にワクチン接種を行う。COVID19の献身的な英雄たちは活発な活動を行い、ビトリスをリスクマップ上でオレンジカテゴリからイエローカテゴリに戻し、ワクチン接種によって感染拡大を防止しようとしている。
チームは困難を経験しつつも、感染拡大防止活動において最前線で、都市をリスクマップでブルーカテゴリに戻すために活動を献身的に進め、赴いた場所でワクチンに関する間違った情報をもつ人々を説得しつつ、接種を行っている。訪問接種チームは県中心部に接するデイルメナルトゥ村に向かい、タンドール窯でパンを焼き家の前で羊毛を洗う女性たちにワクチンを接種した。
◾️「これまでビトリスでは25万回ワクチンが接種されました」
県保健局の国民保健サービス長のドゥイグ・チェリキ・セイトール博士は都市の隅々でワクチン接種活動が迅速に続いていると述べた。
セイトール博士は全世界で長期間にわたり感染拡大との戦いが行われているものの、ワクチンが感染拡大から逃れる唯一の方法であると語り、「私たちはビトリスの全地域の隅々でワクチン接種活動を続けています。新チームを結成し、ワクチン接種を加速しました。私たちの目標はすぐにでもビトリスをブルーカテゴリにすることです。これまでビトリスでは25万回ワクチンが接種されました。このうち14万6千回が一回目の接種です。」と述べた。
セイトール博士は都市でテント接種チーム20組、訪問接種チーム60組の計80組のチームがワクチン接種活動を進めていて、このおかげで最近はワクチン接種において大きく進展していると言及し、訪問接種チームは都市で最も遠い村や平原へも向かい、ワクチン接種を行うと強調した。
◾️「すぐにブルーカテゴリに戻しましょう」
セイトール博士はワクチン接種を躊躇する人やワクチンに関して間違った情報をもつ多くの人々を説得するためにもチームの多くの人員がさかれていると話し、以下のように述べた。
「私たちはワクチンを接種しない人々を説得するために尽力しています。誤った情報を正し、病気ははるかに大きな副作用があると主張しています。説得されたビトリスの人々も私たちを支持してくれていますが、私たちはより多くの支えを望んでいます。すぐにでもブルーカテゴリに戻しましょう、みんなが快適に呼吸できるようにしましょう。現在ワクチン接種率は68%です。75%でブルーカテゴリになれます。このためにあらゆる保健組織でテントや訪問接種でワクチンを接種できます。人々がワクチン接種を躊躇しないで、私たちに申し込んで遅れずにワクチン接種を受けていただきたいです。これが何よりも大切です。」
◾️「説得の努力を長い間続けている」
村でのワクチン接種活動に参加する保健チームのオヌル・アルダギュルさんは朝早い時間帯に開始し、村々でのワクチン接種活動を進めていると話した。
アルダギュルさんは「私たちは多くのトラブルに直面するものの、訪れた家の門で住民たちが望んでワクチン接種することで私たちの疲れやストレスはなくなります。ときおりワクチン接種を拒否する人もいますが、私たちは長い間説得の努力を続けていて、結果を出しています。説得活動も問題なく進めています。」というように語った。
ヒュリャ・ヴェファオール看護師は「特にいくつかの村の住民は畑やぶどう畑、庭の仕事で機会が限られ、中心地に訪れてワクチン接種することができません。私たちはワクチン接種サービスを住民に届け、彼らは喜びの言葉を私たちに伝えてくれました。これにはとても嬉しくなります。」と話した。デイルメナルトゥ村のゼイネル・アビディン・ムラトール村長も保健チームに3回村に来てもらったと話し、「彼らはここまで来てくれます。全員がワクチン接種しなければいけません。ワクチン未接種の人を失くせますように。この病気には不可欠のワクチンですから。政府と保健チームにとても感謝しています。彼らは本当に家々、一軒一軒の門まで来てくれて、とても嬉しいです。」と述べた。
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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:51558 )