EU外務・安全保障政策上級代表ジョセップ・ボレル氏は、トルコ・EU間の関係が1年前と比べて格段に改善されたと述べた。
ヨーロッパ連合(EU)外務・安全保障政策上級代表ジョセップ・ボレル氏は、「新経済会議」という名称のスペインのシンクタンクが首都マドリードで開催した会議で語った。
会議場にいたギリシャのマドリード大使ヤニス・ツォヴァス大使の「就任以来、トルコの見方に変化はありましたか?」という問いに対し、ボレル上級代表は、「就任以来、30%の時間をEU・トルコ関係を壊さないために費やした。1年前に比べてトルコとは格段に改善されたと言える。」と答えた。
ボレル上級代表は、トルコに対する見解が何時何時も「特に悪くはならなかった」と強調し、次のように述べた。
「それどころか、この関係が私たちにとって不可分と信じている。メヴリュト・チャヴショール外相とは非常に強く親密な友好関係にある。首相在任時のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領ともそうであった。トルコとは、ガス問題のみならず、多くの問題を経験した。フランスと大きな緊張関係が生じ、艦船が行き交う時期があった。私は話し合いを支持するものであり、橋渡し役を引き受け、重要な役目を果たしたと言える。一部の者たちは私をトルコの擁護者だと非難した。私はトルコの擁護者でも敵でもない。」
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( 翻訳者:関口ひなた )
( 記事ID:51682 )