サウジアラビア政府は10月10日以降、新型コロナウィルス(COVID19)ワクチンを2回接種した人だけに小巡礼と礼拝を許可すると発表した。
サウジアラビアの巡礼(ハッジ)および小巡礼(ウムラ)省が書面で発表を行い、10月10日から小巡礼やマスジド・ハラームと預言者のモスクでの礼拝について、国内で承認されたCOVID19ワクチンを2回接種した人のみに制限して許可を出すと述べられた。
発表では小巡礼、礼拝もしくは訪問の許可を得たもののワクチン接種を2回受けていない人々は許可が取り消され、2回目のワクチン接種は(礼拝が)許可された日の48時間以上前でなければならないと述べられた。同省は巡礼で感染拡大が起きないかを人民保健委員会が継続的に評価することについて、COVID19関連のあらゆる措置と感染防止対策が取られると伝えた。
サウジアラビアは8月に、COVID19措置に従って月間200万人の小巡礼者に許可を出すと発表していた。
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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:51687 )