気候変動:イスタンブル第八回気候変動デモの前に若者たちが警告「時間はもう残されていない」
2021年09月24日付 Cumhuriyet 紙


気候変動アクティビストたちは、パンデミックの後に今日、世界同時に通りへと繰り出す予定だ。第8回国際気候変動前に若者たちがジュムヒュリエット紙に語った。

世界では気候変動が巻き起こっている、そしてこの最大の責任は、人間にある。気候変動アクティビストたちは、パンデミックの後に、今日世界で同時に通りに繰り出す予定だ。若者たちはもう一度、気候変動に対して緊急でそして有効な歩みが取られるのを望む予定だ。

イスタンブルにおいては、現在、フライデー・フォー・フューチャー・トルコ(FFF)、ユース・フォー・クライメイト(YFC)そしてルーツ・アンド・シュー(R8S)が合同の呼びかけを行いカドゥキョイで会合する予定である。活動の前には、3人の若者のグループから一人ひとりと語り合った。彼らに4つの質問をして、4つの回答を得た・・・

私達の質問に答えた子どもたちは、気候変動に対してすぐにでも行動を起こさなければならない、という呼びかけをおこなう中で、トルコがパリ協定を承認すること、条項を適用することを望んでいる。若者たちからもまた、警告がある。時間がもうないのだ・・・

[質問項目]

1.あなたは、気候変動について、いつ知ったのですか、そしてあなたにとっては何を意味しているのでしょうか?
2. 気候変動はどのように影響を与えていますのでしょうか?個人的な予防策はとっているのでしょうか?
3.今日の大人たちにはどのような呼びかけを行うのでしょうか。
4.人々に対しあなたのメッセージはありますでしょうか?大人たちにはどのように声を上げたいと思っていますでしょうか?

■FFFからヤームル・オジャク:緊急事態が宣言されなければならない

1.私は気候変動については、小さい子供のとき以来、沢山のことを知っていました。
約3年前にグレタさんのことについて聞きました、そして調査を行いはじめたのです。
もしも我が国において、現行の気候政策がすぐにでも変わらなければ、そして緊急の対策を取らなければ、世界は滅亡へと引きずられることでしょう。

■このシステムは変わらなければならない。

第二に、毎日、ニュースで世界の様々な場所で巻き起こる災害について、より注意をするようになりました。トルコは気候変動に最も影響を受けてしまう国の一つです。何十人もの人が亡くなり、動物たちも痛々しい形でその生命を失ってしまい、この災害は毎日のように増えるようになったのです。このために、今すぐにでも、燃料の使用の代わりに再生可能なエネルギーへと移行をしなければなりません。もちろんのこと、皆、個人的なものであったとしても、生活での変化を起こさなければなりません。私達は何年間にも渡って家族では、使い捨てプラスチックの使用を最小にまで下げました。リサイクルを非常に重視しています。交通手段でも、可能な限りで、公共交通機関を使用するのを重視しています。もちろんのこと、この種類の個人的な対策というのは、非常に価値のあることではありますが、本当の変革が起こるためには、システムを根本から変える必要があります。

■世界のバランスが崩れた

私達は通りへと繰り出しています。なぜならば、決定を取る人たちというのは、行動を起こしませんし、私達の時間というのは次第に失われてしまうからです。私達の国のリーダーたちに対する要請は、一刻も早くパリ気候協定が承認されることであり、その条項を遵守することです。すぐにでも気候変動の緊急事態は、宣言がなされなければなりませんし、この緊急事態に即しての活動が行われなければなりません。現在の化石燃料に結びついたシステムを変えることなのです。

4.あなたがバランスを崩した世界遺産を残したというわけです。壊したものを修理するために私達は努力をしているのです。あなたは責任を取らなければなりませんし、世界を破壊へと導くこの秩序が変わるためにあなたも、どうぞ何かをしてください。

■YFCからエラ・ナズ・ビルダル氏:

■私達の地図を描く必要があります

1.私を最も不安にさせる気候危機は現在、感じるところでは、UnIcefの報告書におけるデータです。世界では10億人近い子供たちが気候変動と繋がっている災害そしてパンデミックの病気の危機のもとにあるという警告がなされた。大人たちが私達に対して、残した未来がこれなのです。私達の将来がなくなることがないように、私達は行動に移ったのです。第8回国際気候変動ストライキでみなさんをお待ちしています。これは私は、気候変動として知っていましたが、そしてこの状況が危機であると気がついたときに、グレタさんのインスタグラムのシェアを見て、私も行動へと移ったのです。

■正しい根拠を見つけました。

第二に気候変動のための闘争を行う際に、まずは気候変動が一体何なのかということ、そして人々にどのように説明ができるのかということを学びました、そしてこのための正しい根拠を見つけ出したのです。小さなステップに見えるかもしれませんが、実際のところ、私達の生活において、残念ながらありとあらゆるところで見受けられる使い捨ての製品を私達の生活から追いやりました。旅行のやり方も変えました。飛行機の代わりに電車を、バスを利用するのを心がけました。動物性の食糧品の消費を減らしました。

■#SİSTEMİYOKET(システムをなくせ!)

第3に気候正義のための闘争を続けています。延期されてしまっている#COP26、急速に拡大を続けている気候災害、ワクチン供給の不平等、増加を続けているソーシャル・エコノミーそして政治危機、そしてとりわけにもこれに非常に影響をうける人間そして地域(MAPA)のために#システムをなくせ(SİSTEMİYOKET)と言っているのです。

4.グローバル・ノースが、燃料の燃焼をやめること、それから離れることを、燃焼されることを、そして使用をやめて廃棄を大きな規模でやめる必要があるのです。気候変動を取り上げるために、必要な時に公平性そして平等性とともにゼロに到達するのを提供するために、私たちには地図の必要性があるのです。

■R8Sからルメイサ・ラチン氏:皆一緒に成功できるでしょう

1.まだ幼い年齢の時より、自然科学そして自然観察に関心を抱いています。
4歳の時に、私は古生物学者になりたいと思っていましたそして、この方向でもまた世界においてもっと前から存在している生態系にとっても虜になっていました、自然の流れとして気候変動にもです。この状況は、世界における生活分野における戦いにおいて私を他の人たちとの交流へと向かわせたのです。

私たちには生活を理解するチャンスが存在しない

2. 
気候変動は生活に根本から影響を及ぼしています。家族ごとに我が家で使用したものの廃棄物の分別をおこなっていますし、水を無駄にしないようにしたり、また出来る限り持続可能な食事にするように心掛けています。毎日、食事をする際に、もしくは頭を窓から出して星を探す際に過ごす全ての瞬間に地球上の存在のうち、知らされるもしくは知らされない幾つの生物が亡くなったのだろうか、そして私たちはかれらを見出すことなくこの多様性と共に世界における生活を理解するチャンスもまた次第に減っていることに思いを巡らせないことがありません。

避けられない歩み

3.この時期において起こっている異常と言える自然事件そしてこれらのうち自然災害ののちにトルコにおいてまた世界において人々は、一体何が起こっているのかということを理解したがっているのです。今日は、この要望を実行に移すために非常に適切な場所にあるのです。気候変動が避けられないものであるのと同様に、私たちがとらなければならない責任、そして私たちが踏み出さなければならない歩みもまた避けられないものなのです。なぜならば、私たちはここでおこる生活スタンダードのうちではなく、一部である自然システムの連続性について言及をしているのです。

4.私たちが失ってしまった全ての瞬間において、私たちが知ることのできなかった一部をもはや取り戻すことのできない形で失っているのです
既に皆が一緒になって活動をおこさなければなりませんし、遅くならないうちに皆は抱きしめ合い、そして影響力のある解決策へと動かなければなりません。なぜならば私たちが、結集をすれば成功のできないものは存在しないからです。

■イスタンブルにおけるプログラム

-12:00-14:00 気候変動アクティビストたちが、記者会見ののちにガズハーネ博物館
への行進を行う予定。

-18:00 デモは、ガズハーネ博物館において開催されるフォーミュラーそしてコンサートとともに続く予定。

ウォーターフットプリントとは?

私たちが消費したものやサービスの生産のために使用される水分量を測る基本的な指標のうちの一つである。半リットルのペットボトルのために、5.5リットルの水分を消費している。

カーボンフットプリントとは何か?

生産されるグリーンガスの量の観点から人間活動が環境に与える害の枠組みである。一着のズボンのために200キロの二酸化炭素が空中に放出される。

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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:51711 )