ギリシャがエヴロス(トルコ名メリチ)にあるトルコ・ギリシャ国境に長さ35キロメートルの新たな壁の建設を調査していると取り沙汰された。ギリシャのイ・カシメリニ紙が報道した。
報道によると、ギリシャ警察(ELAS)は難民の通行を防ぐために公安省にエヴロスのディディモティホ・ティヘロ間に長さ35キロメートルの新たな壁の建設を提案したという。10月にノティス・ミタラキ移住政策相が欧州委員会内務担当委員のイルヴァ・ヨハンソン氏に送った書簡でエヴロスに新たな「 障壁建設」の場合、EUがこれを融資できるかどうかを訊ねたが拒否の回答を得たことが述べられた。
ギリシャはエヴロスにある長さ212キロメートルのトルコ・ギリシャ国境に、今日までに12.5キロメートルと26.5キロメートルの2つの壁を建設した。エヴロスの境に建設されたタワーに設置された3.5-15キロメートル範囲に届く新電子監視網のテストが続いている。
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( 翻訳者:安井 悠 )
( 記事ID:51806 )