カタール:「エジプト航空」が首都ドーハに新しい事務所を開設
2021年11月10日付 al-Quds al-Arabi 紙
■「エジプト航空」がカタールの首都ドーハに新事務所を開設
【ドーハ:スライマーン・ハージュ・イブラヒーム】
「エジプト航空」は、カタールの首都ドーハに新事務所を開設した。これは今年初め、サウジアラビアのウラーで湾岸和解協定が合意に至り、両国間の外交関係が回復したことを受けてのことである。
事務所は、ドーハでのアラブ航空会社機構(AACO)第54回総会の開催に合わせて開設された。
新事務所の開所式は、ドーハの高級住宅街で執り行われた。式典には、エジプト航空持株会社取締役会会長であるアムルー・アブー・アイニーン機長、カタール航空グループCEOで本総会の会長を務めるアクバル・バーキル氏、AACOのアブドゥルワッハーブ・トゥッファーハ事務総長、在カタールエジプト大使館のアムル・シャルビーニー大使、トランス・オリエント旅行&観光会社取締役会のシェイフ・ジャースィム・ビン・ハマド・アール・サーニー副会長を始め、数多くの著名人が出席した。
新事務所は、マーケティングや販売促進業務だけでなく、顧客サービスも提供する。さらに事務所内の最新技術を備えた電話サービスセンターでは、あらゆる旅行商品に関する総合的なサポートや予約業務が行われる。スタッフは、航空分野の高度な専門知識とそれに基づくサービス技術を身につけている。
カタールとエジプトの関係は、湾岸和解に向けたウラー・サミットが開催されて以降、最近目覚ましい発展を遂げている。
サウジアラビア、UAE、バーレーン、エジプトによる「カタール封鎖」以後、様々な関係者の会合や大使交換が行われ、それがカタール・エジプト間の目覚ましい関係発展をもたらした。
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( 翻訳者:末広美羽 )
( 記事ID:51826 )