エジプト:観客はパレスチナの人々のためにファルージャ楽団と歌う
2021年11月22日付 al-Quds al-Arabi 紙

■エジプトのオペラハウスの観客はパレスチナの人々のためにファルージャ楽団と歌う

【カイロ:本紙】

カイロでは土曜夜、豪雨にも関わらず、パレスチナのファルージャの楽団が、優れた芸術的能力を持つ人々のための「私たちの子供」協会の第5回フォーラムでのパフォーマンスの一環として、エジプトのオペラハウスの屋外アリーナでパフォーマンスを披露した。

雨と寒さの中にも関わらず、オペラハウスの観客は楽団と共に歌声を響かせ、『私にはパレスチナ人の血が流れている』を歌った。そして、パレスチナ問題を抹消し、歪曲しようとするあらゆる試みがある中、パレスチナ問題は依然としてエジプト人にとって最も重要な問題であると強調した。

楽団は、ダブカ『殉教者』や『頭に冠を』、『パレスチナの人形』、そしてパレスチナの伝統的で愛国的な歌など、数々の歌とダブカの踊りを披露した。

また、ファイユームの群衆は日曜日の朝、楽団の歌に共鳴し、パレスチナの民間伝承を披露し、パレスチナのアイデンティティやエルサレムのアラブ性を強調するこの楽団と共にパレスチナに喝采を送り、パレスチナのアイデンティティを強調した。

この楽団は1984年に設立され、これまでにカナダや韓国に加え、エジプト、アルジェリア、チュニジア、イラク、スーダンなどで開催された数々の国際フェスティバルに参加している。

(後略)

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( 翻訳者:皆川紗矢香 )
( 記事ID:51898 )