スィイルトでトルコ初の鉱石からの亜鉛精製所が4日、エルドアン大統領が参加する中で開所した。開所式でエルドアン大統領はスピーチを行い、「国内の亜鉛需要の半分はここで生産される。施設がスィイルト全体で、地域や国内へと成功するように願っている。利益が多くなりますように。未来が明るくありますように。」と述べた。

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は4日、スィイルトで完成した一連の計画の開所を行う。エルドアン大統領が開所した施設のなかに、トルコ初の鉱石からの亜鉛精製所が加わる。その施設はトルコの亜鉛需要の40％を満たす。

◾️3000人の雇用を生み出す施設

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が参加する中で開所した亜鉛精製所は国内の需要の4割を満たす。トルコ初の亜鉛精製所はスィイルトで1億200万ドルの投資が行われて、リニア・メタル社によってスィイルト組織工業地域でトルコ・カタール間の協業で設立された。施設はトルコで初の亜鉛の金属インゴットを生産する。施設は完全稼働すればスィイルトとハッキャーリで3000人の雇用を生み出し、輸入量の4割を満たすことになる。施設は初回の計画では3万トンの生産量、完全稼働に到達すれば約9万トンの生産量を供給する予定だ。　

◾️待望された橋も開通

ザロヴァ橋はスィイルト・エルー間陸道で建設が完了し、シュルナクへの町の交通を快適にする。橋は長さ355m、幅15mで、5つの橋脚の間隔が70mずつ空いている。橋の建設においては、耐震の最高水準の安全性を保障するために免震装置つきの支承60箇所が設置された。橋の計画のおかげで住民たちは高水準の交通を行えるようになるだろう。橋の橋脚は箱型鉄筋コンクリート、高い本体は箱型鉄骨、基礎部分は鉄筋コンクリートとして建設された。橋には1.5m幅の歩道2本が整備されている。

◾️「ハッキャーリの鉱石は付加価値のある製品に変わる」

ムスタファ・ヴァランク産業技術相は4日、開所した施設に関してソーシャルメディアアカウントから発表を行った。

ヴァランク大臣は「我が国の需要の4割を満たすような、国内初の鉱石からの亜鉛精製所が明日(5日)、大統領によってスィイルトで開かれるとご存知でしたか？長年にわたり鉱物として国外に売られているハッキャーリ産亜鉛鉱石は今、付加価値のある製品へと変わります。」と主張された。　

トルコには概算で年間25〜30万トン程度の亜鉛が輸入されていると考えられている。この量の費用は約10億ドルであると推計されている。

◾️「36億7300万トルコリラの交通通信関係の投資が行われた」

アディル・カライスマイオール交通インフラ相もソーシャルメディアのアカウントからスイルトで行われた投資に関する情報を伝えた。カライスマイルオール大臣は2002年から2021年の間にスィイルトには36億7300万リラの交通通信関係の投資が行われたとし、複数車線道路128km分、単車線道路163km分、光ファイバーケーブル1877km分の投資が行われたと述べた。　

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（ 翻訳者:伊藤梓子 ）
（ 記事ID:51950 )