最新情報によれば、保健省はトルコの2021年12月30日のコロナウイルス感染症の統計とワクチン接種状況を公開した。コジャ保健相は悪傾向を示す統計と共に重要な警告を行った。「感染者数はここ数日と比較して2倍近くになっている。」と話すコジャ保健相は、オミクロン株の感染力に注意を促した。
保健省により最新のトルコのコロナウイルス統計が発表された。12月30日に発表されたここ24時間データによれば、3万9681人の感染が確認された。ウイルスの影響で死亡した人は139人であった。1日で計39万9647人が検査を受け、快方に向かっているのは2万4854人と伝えられた。保健省が公表した統計には2回のワクチン接種済みのデータもあった。少なくとも2回ワクチンを接種した18歳以上の国民データによれば、トルコのワクチン2回接種率は83.08%であった。1回目接種率は91.66%であり、1,2,3回目接種の回数は合計で1億3113万4774回に上った。
■オルドゥ県で高い接種率
接種率の高い県のデータも公開された。保健省の統計によれば、86.2%とトルコ国内で最も接種を進めているのはオルドゥであり、アマスヤ、ムーラ、クルクラーレリ、チャナッカレ、エスキシェヒル、バルケシール、ゾングルダク、バルトゥンが続いた。
■最も接種が少ない県
保健省の統計によれば、59.2%とトルコで最も接種が進んでいないのはシャンルウルファ県であり、バトマン、スィイルト、ディヤルバクル、ムシュ、ビンギョル、マルディン、ビトリース、アール、エラズーが続いた。
■「より注意を払う必要があります」
コジャ保健相は、ソーシャルネットワークサービスであるツイッターのアカウントから投稿を行い、「2つの要因を同時に考える必要があります。感染者数はここ最近と比較して2倍近くになっています。また、感染者に占める割合を増やしているオミクロン株は感染力が高いです。現在の状況は、通常以上に危機感を持つ必要があります。」と話した。
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( 翻訳者:小鉄礼子 )
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