内務省は、81の県へ、年末年始対策を含む通達を送った。通達では、国民が大晦日の夜を平穏に、安全に過ごせるように安全対策を最高レベルまで引き上げると明らかにされた。年末年始対策の中には、警察、軍警察、沿岸警備隊からなる34万351人の人員が、5万5466のチームで任務にあたり、航空機769機、218の海上車両、探知犬588匹も使用される。
スレイマン・ソイル内務大臣の署名とともに安全対策を含む「年末年始対策」が項目にある通達が81県知事府へ送られた。この対策の活動を増やすこと、高いレベルの調整を供給することを目的に12月31日(金)、スレイマン・ソイル内務大臣をはじめとして、副大臣、警察署長、軍警察総司令長、沿岸警備隊長、移民管理局長、省の他高官らが、全国で任務にあたる。
全ての県知事、郡知事、県/郡警察、県/郡軍警察司令官が任務を行っている県、郡に駐在し、新年の初日の出まで任務を続行する予定だ。必要時には調整を行い、国家レベルの出来事を秒単位で追っていくために、省の安全・緊急事態調整本部にある副大臣局において県行政総局長、警察総局長、軍警察副司令長、沿岸警備副隊長が、新年の初日の出まで、実際の調整業務を継続する。
国民が大晦日の夜を平穏に、安全に過ごせるように2021年12月30日8時から2022年1月1日8時の間、対策が取られる。この中で、軍警察総司令部によって6522の任務ポイントが構成された。8164人の交通警官、6万3871人の他の部署所属の警官をはじめとする全7万2035人の人員、1万6429チーム、674の航空機、352匹の探知犬が任務にあたる。
さらに警察総局からは、7560個の任務ポイントで2万1558人の交通警官、24万3742人の他の部署所属の警官をはじめとする全26万5300人の人員、3万8741チーム、86の航空機、55の海上車両、228匹の探知犬が任務にあたる。
沿岸警備隊からは、163の海上小部隊、9の航空機、124の陸上車両、8匹の探知犬、561人の司令/機動センター職員をはじめとする全296チームと3016人の人員が任務にあたる。
■交通整備も最高レベルに引き上げ
交通チーム:交通ルートにおいて進行状況で、運転手がわかりやすく見えるように標識灯の点灯を続けるよう調整した。降雪のため、主要道路が通行止めとなっている状況で、車両が、あらかじめ発表された代わりのルートもしくは休憩スペースへと誘導される。国民が安全に帰宅できるように、特に大晦日の夜の深夜0時以降は道路にてアルコール検査を重点的に実施する予定だ。
スキーの名所である地域(ブルサ-ウル山、アンカラ-エルマ山、ボル-カルタルカヤ、カイセリ-エルジイェス、チャンクル-ウルガズ、エルズルム-パランドケン、カルス-サルカムシュ等)観光中心地へのコースは、他の県からの移動で混雑されることが見込まれる一方で、これらの県へつながるルートには追加の交通対策が取られた。
交通整備では、冬という状況にも考慮されながら、車両における、運転技量の不足、妨害があるかどうか、ライト装備が稼働しているかどうかが注視される。何かしらの不足がある車両に関しては道路の走行が認められない。
事故が多発する道路においては、配置された状態で、標識灯が点灯した状況で、交通チームが任務にあたる。道路が凍結していたり、ひどい降雪や吹雪のようなコースは、安全が危険にさらされる状態にある場合には、道路の状況と関連する他の組織とともに必要な対策を遅延なく行う予定である。
■無人航空機、ドローンのような航空機で車両部隊が活動にあたる
テロ組織メンバーが、私たちの国へ合法/違法に入国する術を探していることを考慮すると、国境付近で取られる対策は増加するだろう。
テロ組織メンバーが手製爆弾によるテロを起こす可能性を考慮し、大都市の税関での措置が増やされるであろう。車両、装置、探知犬のような必要なすべてのものが動員され、海側の県では沿岸警備隊と警察総局の海岸警備チームによって計画が行われ、必要な対策が取られる。
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( 翻訳者:大畠梨紗子 )
( 記事ID:52072 )