トルコとアルメニアとの国交正常化に関して語ったメブリュト・チャブシュオール外務大臣は、特使間の初会合が1月中に実現されるよう期待していると述べた。
近々の議題について重要なコメントを行ったチャブシュオール大臣の発表のうち、主な論点は次の通りである
・アゼルバイジャンはナゴルノ・カラバフでの勝利の後アルメニアとの関係正常化に向けて歩み寄りを行っており、我々にとって既に戦争は終わっている。
・(トルコとアルメニアの特使の初会合は)まだ日程が明らかになっていないが、1月中であると期待している。
・アルメニア側が講じた措置を見るに、現在は前向きな見通しであると言うべきである。もちろん、これは永続的であることが必要だ。偏見はない。しかし、いくつかの論点では合意することはできない。
・アルメニアの最大の難問は、敗戦の影響で過激化した集団がいることである。また、国外にアルメニアのディアスポラもいる。しかし、彼らの中には極めて理知的な判断をもち、関係の正常化に貢献した者もいる。ディアスポラを悪い方向で利用する国は今まで見たことがない。しかしながら、ディアスポラ自身、特に過激な集団を見ると、問題がある。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:関口ひなた )
( 記事ID:52075 )