アル=カーイダの構成員、医薬品の密輸で拘束
2022年01月18日付 Milliyet 紙


薬品を密輸する組織に対してイスタンブルで行われた二つの異なる捜査の結果拘束された三人のうち一人が、テロ組織アル=カーイダの構成員であったことがわかった。


フェリト・ゼンギン記者(イスタンブル)ー12月28日、イスタンブル県警察局空港支部局による操作の結果、二名の容疑者が所持する車から、領収書も保健省の許可もない5000錠の医薬品が見つかった。車に乗っていたロシア国籍のアルスランアリ・ケリモフ容疑者およびイブラヒム・K容疑者が拘束されたほか、医薬品が押収された。さらに1月11日に空港で行われた二回目の捜査でも、リビア国籍のA.A.A.M容疑者の所持していた鞄から、関税印紙の貼られていない2000錠の密輸錠剤が見つかった。二つの捜査で見つかった医薬品は、糖尿病、ガン、豚インフルエンザおよびCovid-19などに対する薬を含んでおり、それらの市場価値は100万ドルを超えるものとされた。また捜査の結果、拘束されたイブラヒム・K容疑者がテロ組織アル=カーイダの構成員であるという2015年の記録が存在することも明らかになった。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:今城尚彦 )
( 記事ID:52242 )