シリア:アレッポ県ダーラ・イッザ市の街中でハイエナが徘徊
2022年01月22日付 その他 - al-Durar al-Shamiya 紙
■恐ろしい光景…アレッポ西部郊外を歩き回り、住民の間にパニックを巻き起こす飢えた獣たち
【ドゥラル・シャーミーヤ】
SNSで、アレッポ県内の街で飢えた獣が食べ物を求めて各通りを歩き回っている姿を映したビデオ・クリップが拡散され、市民たちの間に恐怖とパニックが生じた。
ビデオ・クリップはシリア人の若者がオートバイに乗っている際に撮影されたものである。そこではアレッポ西部郊外に位置するダーラ・イッザ市で、恐ろしい声を歩きながら歩き回る数頭のハイエナが映っている。
複数の地元筋によると、これらのハイエナが同市の街路に降りてきた理由は、同地域で数日にわたって厳しい寒波が発生していることにあるという。同地域ではこの寒波により降雪や霜の形成が発生している。
同複数筋は同様に、これらの飢えたハイエナが山で万策尽きたのち、食べ物を求めながら同市内のゴミ箱や市場の付近まで降りてきたことを明らかにした。
シリア北部地域は過去数日間、同地に発生している極度の低気圧の結果、厳しい寒波や霜降りに襲われている。
複数の山頂では気温はマイナス8度以下まで低下し、何十万人もの避難民の苦痛を悪化させた。
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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:52278 )