『イラン 文化と芸術の5000年』展、ドイツの首都で開催
2021年12月03日付 Hamshahri 紙
『イラン 文化と芸術の5000年』展がベルリンで開催され、歴史にイランが登場してから現代までの数百点の歴史的、芸術的な作品が展示される。
【ハムシャフリー電子版】ヨーロッパの中心地で5000年前から今日までのイランの歴史、芸術、文化的な宝物が展示されるのはベルリンの博物館史上初めてである。今回の展示のために360点の歴史的遺物がロンドンのサーリーカーニーコレクションからベルリンに移され、ベルリン美術館所蔵の遺物もまたそれらとともに、イランの文化芸術の愛好家のために展示される。
『イラン 文化と芸術の5000年』展は2021年12月4日土曜日にベルリンで始まり、イラン暦の新年に当たる2022年3月20日まで続く。この展示会に訪れた者は、アケメネス朝とサーサーン朝時代の歴史的な古代の遺品を見学した後、イランのイスラーム文化の最高潮を見学することができる。イランは、アジア、アフリカ、ヨーロッパの3つの大陸の文化の通り道であり、シルクロード上に位置していることでまた、文化と芸術と商業の中心地へと変化した。
ドイツのイスラム美術館(ベルリン美術館に併設)の館長であるステファン・ウェーバーは、『イラン 文化と芸術の5000年』展の状況と価値について以下のように述べている。「この文化的な催しによって、私たちにとっても重要な、より貴重でより古い国家の文化の一つを見ることが期待される。イランの歴史と文化は全世界で最も貴重なものの一つである。」
イスラム美術館のウッテ・フランケとステファン・ウェーバーと、サーリーカーニーコレクションのイーナ・サンドマンは、『イラン 文化と芸術の5000年』の総括者と企画者であり、ガイドは英語とドイツ語とアラビア語とペルシア語の4言語で、訪問者に必要な情報を提供する。さらに、オンラインで展示会を見学することも可能である。
展示会『イラン 文化と芸術の5000年』の開始と同時に、カラーで610作品を掲載した396ページの図版が出版され、希望者は購入することができる。この本の価格は49.40ユーロとなっている。
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( 翻訳者:SN )
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