トルコ外務省、ロシア侵攻を非難
2022年02月24日付 Hurriyet 紙


レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が議長を務め、大統領府で行われた安全保障サミットが終了した。トルコ大統領府のコミュニケーション局からの説明によると、サミットではロシアによるウクライナへの軍事侵攻に焦点が当てられた。
サミットでは、ミンスク合意を無視したロシアの今回の攻撃は、国際法に違反するものであり、受け入れられないと表現された。一方で、外務省は、「ロシア連邦軍によるウクライナに対して開始された軍事作戦は容認できないと考え、拒否する。」と述べた。


レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が議長を務め、大統領府で行われた安全保障サミットが終了した。トルコ大統領府のコミュニケーション局からの説明によると、サミットではロシアによるウクライナへの軍事侵攻に焦点が当てられた。

■攻撃を容認することはできない

コミュニケーション局によれば、サミットの後、書面による声明が発表された。声明によると、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が議長を務め、大統領府で行われた安全保障サミットでは、ロシアのウクライナへの軍事侵攻に焦点が当てられた。サミットでは、ミンスク合意を無視したロシアの今回の攻撃は、国際法に違反するものであり、受け入れられないと表現された。
サミットでは、地域と世界の安全保障に脅威を与える今回の攻撃に対して、ロシアと国際プラットフォームの前でとることができるイニシアチブが評価され、トルコはウクライナの政治的団結、主権、領土保全を引き続き支持することが強調された。

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が議長を務めたサミットには、フアット・オクタイ副大統領、フルシ・アカール国防相、スレイマン・ソイル内相、AK党ビナリ・ユルドゥルム副議長、トルコ議会AK党グループ委員長イスメット・イルマズ氏、AK党スポークスマンのオメル・セリク氏、ヤザール・グレク参謀総長、ハカン・フィダン国家情報長官、大統領府コミュニケーション局局長ファレッティン・アルトゥン氏、大統領報道官イブラヒム・カリヌ氏が出席した。

■外務省からの説明

外務省からの説明では、下記のような表現が用いられた;
ロシア連邦軍によるウクライナに対して開始された軍事作戦は、容認することができず、拒否する。

今回の攻撃は、ミンスク合意を無視しているという点から、国際法の下における重大な犯罪であり、地域を世界の安全保障に対し深刻な脅威をもたらすものである。

トルコは、領土保全と国家主権が尊重されるべきだと考えており、武器による国境の侵略に反対している。

ロシア連邦に対し、この不当かつ違法な行為をできるだけ早く止めるよう求める。

ウクライナの政治的団結、主権及び領土保全を引き続き支持する。

■チャヴシュオール外相は、ボレルEU副委員長と会談した

一方で、メヴリュット・チャヴシュオール外相は、ヨーロッパ連合(EU)のジョセップ・ボレル副委員長と電話会談を行った。

外務省からの説明によると、チャヴシュオール大臣は、欧州連合外務・安全保障政策上級代表のジョセップ・ボレル氏と電話会談を行った。会談では、ロシアのウクライナに対する軍事侵攻に焦点が当てられた。 

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( 翻訳者:岩井美咲 )
( 記事ID:52670 )