在宇トルコ人たちが防空壕へ避難
2022年02月24日付 Milliyet 紙

ロシアのウクライナ侵攻が始まった。ロシア軍は空爆を行い、民間人もパニックの中防空壕へ避難している。オデッサでも空爆が行われた。トルコ人ビジネスマンのスィナン・バイラクルもまた、オデッサでロシアの空爆から避難するために家族と共に防空壕へ避難した。

ロシア連邦大統領のプーチンは、ウクライナ東部のドンバスに特別軍事作戦を開始したことを明らかにした。ウクライナ軍は、国内東部において約50人のロシア人を殺害したことと、6機の飛行機を撃墜したことを発表した。

現地から不穏な情報が入ってくる一方で、空爆から避難したトルコ人家族も防空壕に逃げ込んだことがわかった。オデッサに暮らすトルコ人ビジネスマンのスィナン・バイラクルも攻撃ののちに家族と共に防空壕に避難した人々の一人であった。

■「安全のために防空壕に避難した」
CNN Türkの放送で状況の説明をしたバイラクル「現在攻撃が開始され、家が揺れました。プーチンの声明ののちに攻撃の第一波が始まり、パニックになりながら家族の安全のために防空壕に退避しました。このような攻撃にさらされる日が来るとは誰も考えていませんでした。1−2時間ほど緊張状態が続き、その後我々は男性として何ができるかを決め、むやみに動かない方が良いということになりました。我々は脱出するといった選択は取りませんでした。幹線道路で移動することは正しいとは考えませんでした。夜中にこれまでの言葉に背くかのように爆撃が始まりました。良いニュースは入ってきません。周りの人たちは悪い状況の中に取り残されてしまいました。彼らは窓に近寄らないように言っています。外交による解決が図られることを望んでいます」と述べた。

■「パニックの中にいます」
キエフ在住ビジネスマンのエゲメン・ジョシュクンも、「朝5時ごろに爆弾の音で目が覚めました。その後アパートの住民たちが避難していくのを見ました。私たちも友人たちとガソリンスタンドへ行ったところかなり混雑していました。ロシア軍がキエフに向かっており、私たちも西に向かって移動しなければならないと言われています。私たちもそのためにガソリンを買いに行きましたが、パニックの中にいます。渋滞が緩和されるのを待っています。私たちは財産も仕事も力もすべて置いて出ていくでしょう。私たちは15人ほどのグループで、一緒に行動しています。タンク一つ分のガソリンしか買えませんでした。大使館とも連絡を取り合っており、避難所か自宅にいるように言われました。今の所待つしかありません」と述べた。

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( 翻訳者:岩田和馬 )
( 記事ID:52672 )