「トルコには仲介の準備がある」エルドアン大統領
2022年02月27日付 Cumhuriyet 紙

大統領府ファフレッティン・アルトゥン通信相は、エルドアンがウクライナとロシアの仲介を申し出たと発表した。

大統領府ファフレッティン・アルトゥン通信相は、ロシア・ウクライナ戦争に関してソーシャルメディアアカウントから英語で投稿した。

アルトゥンの投稿文は次の通り。

「当地域でまた一つ戦争を目の当たりにしています。レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領は、両国間との強固な関係があることにより、今まで何度もロシアとウクライナの仲介を申し出ました。また、同盟国に対し共通した態度を示すよう呼びかけました。

トルコとして、発生した事態を防ぐために外交レベルで尽力しました。国連システムの改革の呼びかけは無視され、その酷い結果を今の危機で目にしています。呼びかけに目が向けられていたらこの戦争は防がれたでしょう。

外交的解決のため何度も呼びかけを行いましたが、戦争は現在も事実として存在しています。国際社会が一連の地域的、世界的な問題で連帯しないことは、まさにロシア・ウクライナ危機であるように大きな問題となりました。

この紛争は私たちを二つの悲劇と直面させています。一つは紛争の人的規模です。トルコはこの点について必要なあらゆる措置を講じます。他の地域紛争でもそうだったように、今もこの分野をリードしていきます。

二つ目は真実への残酷な攻撃です。この事態を理解しています。偽情報や誤報キャンペーンに対抗するため動いています。この情報戦では情報源が何であれ私たちは真実の側にいます。

トルコの政策について多くの憶測や意見が交わされています。

トルコの外交的な歩みや同盟国との連携は常に迅速で平和的な紛争解決に向けられています。誰もこのことは疑わないでください。

トルコは、建設的で創造的な外交の力を信じており、危機においては毎回外交的選択肢を最後まで使おうと努めています。今のこの紛争は不幸かつ不要です。この戦争の当面および長期的な結果を防ぐことに尽力します」

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( 翻訳者:安井 悠 )
( 記事ID:52725 )