ウクライナから退避のヴァン出身学生、家族と再会
2022年03月15日付 Milliyet 紙


ロシアによるウクライナへの武力侵攻の間、スムイ市に閉じ込められていたヴァン出身の大学生ヴェファ・キヤトマズ(23)が家族と再開した。

ロシアによるウクライナへの武力侵攻が始まり、ウクライナのスムイ市に閉じ込められていた歯科1年生のヴァン出身ヴェファ・キヤトマズは、外務省の試みにより、3日間のバス移動ののち、ヴァンのオザルプ郡にやってきて家族と再会した。兄のテイフィクと母ヒュッリイェト・キヤトマズと抱き合いながら懐かしさを感じたキヤトマズは、感動的な瞬間を過ごした。

恐怖に満ちた日々を過ごしたと説明するキヤトマズは、寮に残ったが戦争が始まったことで別の友人が住む建物の避難所に一緒に滞在していたことを述べた。スーパーが空っぽになり、食べ物を探しに出たこと、長い列ができていたことを明らかにしたキヤトマズは、別のトルコ国籍者と共に外務省が試み、結果として3日間に及ぶ旅程ののち故郷に辿り着いたと述べた。

兄弟と再会したテイフィク・キヤトマズは、この間非常に心配をしていたと述べて、「外務省にメールで連絡して、彼らも私たちに返事をしてなるべく早く現地からトルコ国民を退避させるので落ち着くようにと言いました。いかなる時も彼らに対する信頼を失いはしませんでした。常に連絡をとって情報を得ていました。手助けしていただいた方々に感謝しています」と述べた。

息子と再会したヒュッリイェト・キヤトマズも、「息子が無事帰ってきました。戦争が始まったと聞いてから夜も眠れませんでした。息子と電話で顔を合わせていましたが、とても心配していました。神が私たちの政府を祝福してくださいますように。神が私たちを祝福してくださいますよう」と語った。

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( 翻訳者:岩田和馬 )
( 記事ID:52958 )