黒海地方の5県では大雪により、248の村および地区の道路は通行止めとなった。高所にある家々の玄関や駐車中の車が雪に埋まってしまう光景も見られた。
東黒海地域では降雪の影響で、人々の生活に不便が生じている。オルドゥ県では178村、リゼ県は3村、ギュミュシュハーネ県では34村、スィノップ県では30村、サムスン県では3村および地区道路は通行止めとなった。降雪が続く自治体、県特別行政体、高速道路の職員達は、通行止め解除に向け重機を用いて除雪にあたっている。また、極度の気温低下により起こりうる道路の凍結を防止するため、塩まきの作業も重点的に行われた。
■オルドゥの一部地域では積雪量が4mにも
オルドゥ県で時に間を空けながら降り続いた雪の影響を最も受けた区の一つ、アクシュ区では、4mの積雪が観測された。6区では積雪量が2メートルを超え、県全体の平均積雪量は190cmと発表された。昨晩の降雪により、多くの区で大通り、通りが一面真っ白に覆われ、駐車中の車が雪に埋もれる光景も見られた。人1人の身長を超えるほど高く降り積もった雪から車を救い出すべく、朝早くからスコップやほうきで作業する人もいた。ギュルゲンテペ区のシリンキョイ地区では積雪により一部の家の玄関が雪で埋もれる光景も見られたが、近隣住民の協力や重機によって除雪が行われた。
■バイブルト県では氷の塊を破壊
降雪の影響を受けた県の一つ、バイブルト県では、雪の厚さが20㎝を超えた。県全体で除雪作業が続く中、全長1mを超える氷の塊を除去するため、消防隊は作業にあたっている。
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( 翻訳者:金子萌 )
( 記事ID:53017 )