行政裁判所の判決、オリーブ生産者勝訴
2022年03月23日付 Cumhuriyet 紙
行政裁判所は、イズミルのセフェリヒサル郡オルハンル村で計画されていた地熱発電所建設プロジェクトに反対した村民たちの訴えを受け入れ、イズミル第3行政裁判所の停止命令を承認した。
イズミルのセフェリヒサル郡にある、オリーブ畑で有名なオルハンル村で建設計画が持ち上がっていた地熱発電所プロジェクトに反対する村民の開いた裁判が、行政裁判所によって結審された。行政裁判所第6局は、地方裁判所と村民たちが正しいと見做し、イズミル第3行政裁判所の計画差し止めに関する判決を承認した。
判決で157ブロック2区画の中に建設予定であった、地熱井掘削プロジェクトは完全に停止された。
判決ののちの発表を行った村民たちは、「オルハンルを地熱発電所には渡さないと我々は言った。我々の反対運動で勝利したのは、環境と我々である。前例となる判決である」と話した。地熱発電所に対して反対運動を行った村民たちの運動にNGOや国会議員、市長も支援した。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:岩田和馬 )
( 記事ID:53050 )