サムスンのマテル・ドロロサ教会で断食明けの食事が提供された。教会のマルセロ・ジュスネロス司祭は「異なる宗教が平和裏に共存することで人々の尊厳が守られる」と述べた。
ウルガーズィ街区のマテル・ドロロサ教会で断食明けのイベントが開催された。イベントには街区の住民らが参加し、教会で準備された断食明けの食事が振る舞われた。食事の後は祈りが捧げられ、カトリック教会の精神的指導者であるフランシスコ教皇のメッセージが読まれた。
■「神は全ての人間と宇宙を包み込む」
教会のマルセロ・ジュスネロス司祭のメッセージは「友人や隣人たちの宗教的な祭日を祝うために彼らを訪ね、この機会に彼らの宗教を内面化しなくても喜びを共有した。親愛なるムスリムの兄弟たちよ、神の愛は全ての人間と宇宙を包み込むため、我々もまた全ての隣人と友人の喜びと悲しみを共有し続けることを望んでいる。精神的に繋がった兄弟の印として、あなたたちに平穏かつ豊かな断食月があることを願っている」というものだった。
■「異なる宗教間の平和を守るべき」
教会のマルセロ・ジュスネロス司祭は「異なる宗教が平和裏に共存することで人々の尊厳が守られる。断食月はムスリムに対して敬意が払われるべき時期だ。なぜなら、ムスリムも大きな敬虔さをもって宗教と繋がっているからだ」とも述べた。
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( 翻訳者:神谷亮平 )
( 記事ID:53306 )