国防省はシリア北部における作戦について、初めの決定によればテロリスト50名を無力化させたと述べた。一方で国防省は「爪と鍵作戦」で無力化したテロリストは54名に上ったと伝え、作戦に関する最新状況について発表した。
国防省は22日、警官1名が殉職した、「ユーフラテス・シールド作戦」及び「オリーブの枝作戦」地域のトルコ国軍(TSK)基地を攻撃したテロリストたちに対して行った作戦で、PKKおよびYPGのテロリスト50名を無力化させたと発表した。
同省の発表では、22日に「ユーフラテス・シールド作戦」地域の町マレの居住区で、警察の検問場所が対戦車兵器で攻撃され、特別作戦警察のアイタチュ・アルトゥノルスさんが殉職したことを振り返った。この攻撃と同時にトルコ国軍基地も砲撃を受け、「ユーフラテス・シールド作戦」及び「オリーブの枝作戦」地域の基地周辺で攻撃が続いたと述べられた。同省は大規模作戦を開始したと述べ、「この攻撃の後、自己防衛の範囲内で抗戦し、大規模作戦が開始された。自己防衛や処罰としての射撃を行った作戦の結果、22日から23日までの間にPKKおよびYPGのテロリスト50名を無力化させた。トルコ国軍はこれまで全ての殉職者の血を土地に残すことはなかったし、残さないし、今後残すこともない。あらゆる攻撃を受けた瞬間には対応し、トルコ国軍の作戦によって回復した平和や治安状況を損なうことは断じて許されない。」と述べた。
◾️「爪と鍵作戦」の最新情報
テロ組織に対する作戦が全速力で続く中、「爪と鍵作戦」について最新の進展があり、国防省は地域から届いた最新の情報を発表した。国防省の発表では「我々はテロリストが潜んでいる隠れ場所や洞窟を埋め続けている。『爪と鍵作戦』で9名、『爪と稲妻作戦』で2名の合計11名のPKKのテロリストを地域で無力化した。『爪と鍵作戦』で無力化したテロリストは54名になった。」と述べられた。
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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:53312 )