藻に埋まるブユク・チェクメジェ湖「こんなことはこれまでなかった」
2022年05月11日付 Hurriyet 紙
イスタンブルのブユクチェクメジェ湖とマルマラ海が合流する地点で形成された藻の層が増えている。当地域に住むユスフ・ウイサルさんは、「私は40年間ブユクチェクメジェに住んでいる。これまでこのようなことは見たことがない。」と言い、ムラト・ハサン・ブユクルさんは「藻の光景は自然現象だ。毎年死んだ藻がこのように浮上し発生する。時間と共にこれらは自然と消えていく。」と述べた。
気温の上昇と弱まらない風のために、ブユクチェクメジェ湖がマルマラ海と合流する地域で水面が藻で覆われている光景が関心を集めた。当地域では、水中でも多くの藻の堆積があることが見られた。ブユクチェクメジェ自治体によると、清掃作業が定期的に行われており、この状況が毎年見られる季節的なものである、とわかった。
■「鳥も、アヒルもいません」
ブユクチェクメジェで暮らすユスフ・ウイサルさんは、「私は40年間ブユクチェクメジェで暮らしているが、このようなことは見たことがない。この状況は大体20日間続いている。ここで何の作業も見ていない。これらを清掃することが必要だ。私は健康問題を抱えている。1年以来ここで魚を食べていない。かつて鳥やアヒルがいた。どこにいるんだ?何もいなくなった。」と述べた。
ムラト・ハサン・ブユクルさんは、「私は時々この辺りに来る。今日はこの橋を見るために来た。毎年夏にここへ海に入るために来る。藻の光景は自然現象だ。毎年死んだ藻がこのように浮上して発生する。時間と共にこれらは自然と消えていく。私は以前もこうした光景を見た。この光景は自然の法則であるため、不快にならない。」と述べた。
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( 翻訳者:伊永勇人 )
( 記事ID:53424 )