ハタイ県のレイハンル市で9年前に2つの爆弾を用いて行われたテロ攻撃によって命を失った53人の犠牲者が追悼された。
レイハンルで53人の命を奪った、爆弾を積んだ車両で行われた攻撃から9年ということで、5月11日に犠牲者記念碑において追悼式が行われた。式典にはヤシン・オズトゥルク郡知事、メフメト・ハジュオール市長をはじめ多くの人々が参加した。市民は、手に命を失った人々の写真とプラカードを持って「犠牲者は死なない」というスローガンを唱えた。5月11日にレイハンル犠牲者協会のアフメト・トゥナ会長は、2013年に大量虐殺が行われたことに触れ、「53人の犠牲者たちの痛みはまだ記憶に新しい。我々はまだ痛みの渦中におり、この大量虐殺を片時も忘れることはない。5月11日の大量虐殺では我々の市民が亡くなっただけでなく、市民を分断しようとしたり、我々のアザーンや国旗の品位を落とそうとする者たちは失敗に終わった。何時何時も彼らが成功することはない。このことを皆分かっていてほしい。我々は犠牲者協会そして犠牲者の家族としていつでも国に寄り添っている。我々は甚大な犠牲を払い、その痛みに今日まで苦しんでいる」と述べた。
トゥナ会長は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領から「犠牲者の友」の称号を得られるよう望んでいると付け加えた。式典は、5月11日にレイハンル市記念碑に花が添えられた後に終わりを迎えた。また式典で人々はコーランを詠唱し、祈りを捧げた。
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( 翻訳者:田原紗樹 )
( 記事ID:53425 )