アメリカは、テロ組織PKKとつながりがあるYPGが支配下におくシリア北東部で、投資を行う企業に優遇措置をとる。
アメリカは、シリア北東部に投資を行う企業をアサド政権に対する制裁の対象から外す。独DWトルコ語が伝えた。イスラム国に対抗する有志連合がモロッコ・マラケシュで開いた会合に参加したアメリカのヴィクトリア・ヌランド国務次官は、[計画の]目的はイスラム国から奪還した地域を支援し、再拡大を防ぐことだと明かした。ヌランド国務次官は「アメリカは、数日内にイスラム国から奪還したシリア領のうちアサド政権の支配下ではない地域で、私的な投資活動の機会を設けることを検討している」と話した。トルコとイラクに接するこの地域では石油が埋蔵されているが、ヌランド国務次官は投資の認可先は農業と建設業で、石油投資ではないと述べた。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:麻生充仁 )
( 記事ID:53445 )