イラン映画機構における女性へのハラスメント2件に対し調書が作成
2022年05月13日付 Hamshahri 紙


 映画関係者の女性らによる申立書の提出後、レイプやセクシャルハラスメントをめぐる議論がイラン映画界で深刻化していることを受け、映画機構は今後起こりうる申立の調査に当たるため、職業倫理委員会を設置した。

【ハムシャフリー電子版】シネマ・デイリーによると、映画関係者の女性らによる申立書の提出後、レイプやセクシャルハラスメントをめぐる議論がイラン映画界で深刻化していることを受け、映画機構は今後起こりうる申立の調査に当たるため、職業倫理委員会を設置した。

 委員会で討議された申立の内容や加害者の処罰に関する公式発表はまだ出ていないが、映画機構内でのセクシャルハラスメントに対し初めて調書が作成されたとの話が聞こえてきている。

 映画監督でドキュメンタリー作家のホセイン・ラーメイー氏は、この件自体や映画機構理事長とこれについて話したことを発表し、次のように述べている。「映画機構理事長は、被害に遭った女性たちは同機構がしっかり支援していくとしている。今日までに二人の女性が訴え出て調書が作成されているが、ハザーイー氏が説明したように、レイプが証明されれば加害者らは永久に追放され、この仕事につけなくなるだろう。」

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:SK )
( 記事ID:53520 )