レバノン:ベイルート港とマルセイユ港の管理局間で海上輸送に関する協力協定が締結
2022年06月08日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ハミーヤ公共事業運輸大臣はベイルート港とマルセイユ港の管理局間で海上輸送に関する協力協定が締結されたと発表

【ベイルート:アナトリア通信】

レバノンとフランスは水曜日、ベイルート港とマルセイユ港の管理局間で、海上輸送および港湾運営業務の発展に向けた技術的・専門的知識を交換するための協力協定に署名した。

レバノン国営通信は、暫定政府のアリー・ハミーヤ公共事業運輸大臣の発言を引用しつつ、ベイルート港の再建は、世界銀行との協力による同港の基本計画作成が完了したのちに開始されるだろうと報じた。

同大臣は調印式で、「来年8月末に、全世界に開かれたプロセスの一環として、絶対的な透明性を備えた法的枠組みおよび条件群のなかで、港の再建ワークショップが始動する」と述べた。

この協定は、ベイルート港のウマル・イーターニー管理・投資部門長とマルセイユ港のエルヴェ・マルテル港長のほか、ハミーヤ大臣、レバノンのジョルジュ・ブシュキヤン産業大臣、アンヌ・グリヨ駐レバノン仏大使の出席のもとで調印された。

そ今年2月には、ハミーヤ大臣は、ベイルート港のコンテナターミナルの管理・運営・整備に関して、フランスの「CMA CGM」社と10年間の契約を結ぶことに合意したと発表した。

2020年8月4日、レバノンの首都ベイルートの港で大爆発が起こり、住宅や商業施設に大規模な物的損害が生じたほか、200人以上が死亡、約6,000人が負傷した。

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( 翻訳者:末広美羽 )
( 記事ID:53585 )