最高指導者が書籍『日出る国からの移住者』を褒め称え、称賛の言葉を書いたことに続き 同書の日本人語り手へ最高指導者が挨拶と祈りのメッセージ
2022年06月15日付 Jam-e Jam 紙
本日水曜日の午後、最高指導者事務所副所長と大アーヤトッラー・ハーメネーイ師著作保存出版事務所の代表者らは、テヘランのハータモルアンビヤー(神が彼と彼の一族に祝福を与えお救いなさいますように)病院を訪れ、聖なる防衛[イラン・イラク戦争]の殉教者の母親で日本人のサバー・バーバーイー氏(山村邦子氏)のお見舞いをする中で、最高指導者の挨拶と祈りを同氏に伝えた。
【ジャーメ・ジャム電子版】大アーヤトッラー・ハーメネーイ師著作保存出版事務所によると、ホジャットルエスラーム・ヴァルモスレミーン[訳注:シーア派におけるイスラーム諸学の権威に与えられる称号で、アーヤトッラーに次ぐ地位]で最高指導者事務所副所長のモハンマド・モハンマディヤーン師はお見舞いの際に、革命に献身したサバー・バーバーイー氏に最高指導者の頭衣を贈呈し、「最高指導者があなたにご挨拶をお送りになり、自身の生涯をイスラームと革命の道に捧げたあなたのご健康をお祈りになられた」と最高指導者の挨拶を伝えた。
またモハンマド・モハンマディヤーン師は、「革命最高指導者が最近バーバーイー氏の回想録『日出る国からの移住者』をお読みになり、本を称賛されて賛辞までお書きになった」と話し、賛辞の言葉が最高指導者著作保存出版事務所を通じて出版される旨を伝えた。
イラン国立図書館・公文書館機構のアリーレザー・モフタールプール理事長と最高指導者著作保存出版事務所のイーマーン・アッタールザーデ調整担当副所長は、最高指導者事務所のホウゼ[訳注:宗教学校あるいはその集合]関係副所長と共にサバー・バーバーイー氏の病室を訪れた。
山村邦子氏は若い頃にイスラームの真の教えを学び、若く敬虔なイラン人男性と結婚した。その後、神道からイスラームとシーア派へ改宗し、サバー・バーバーイーという名前を自身に命名した。イスラーム革命勝利の日々やイラン・イラク戦争の時代において、この献身的な女性は一途にイスラーム革命防衛の場に立ち会い、自身の息子をもイスラーム革命に捧げたのである。
この殉教者の母親の波乱万丈な人生は、ハミード・ホサーム氏とマスウード・アミールハーニー氏の共著『日出る国からの移住者』で描かれており、スーレ・メフル出版から出版されている。
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( 翻訳者:OI )
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