アゼルバイジャン・アルメニア間のナゴルノ・カラバーでの緊張の高まりは紛争に発展した。
アゼルバイジャン防衛省の声明によると、一時的にロシアの管理下にある地域で違法なアルメニア軍が昨日の朝起こしたテロとサボタージュ行為により、アゼルバイジャン軍の兵士が一名殉職したと明らかにされた。
声明では、アルメニア軍がケルベジェル県とラチン県を覆う山脈にあるクルクズ高知を手に入れ新たな拠点を構えようとし、アゼルバイジャン軍も「クサス」という作戦を行ったと述べられた。
作戦ではクルクズ、サルババや他の多くの高地がコントロール下に入り、またアルメニア軍保有のいくつかの拠点が破壊され、軍部隊に空爆が行われたと伝えられた。攻撃により違法なアルメニア軍の間に死者・負傷者を出し、D-30榴弾砲、軍車両、及び多くの弾薬が破壊されたことが明らかにされた。
EUは当事者らに「敵対行為の即時停止」を求めたが、ロシアはサルババ地域での停戦に違反したことについてアゼルバイジャンを非難した。フランス通信社(AFP)は、戦闘で2名のアルメニア兵が亡くなったと伝えた。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:小鉄礼子 )
( 記事ID:53859 )