“経済財務相顧問は「小麦粉・ナン補助金スマート化計画第2弾として、家賃や賃金の一部の費用を補償する目的でナン屋に対し15%の経費援助が行われる」と発表した。”
【Hamshahri電子版】経済財務相顧問であるモハンマド・ジャラール氏は上記計画の第2弾が今月より実施されると述べたうえで、「第2弾は内務省と知事らが責任をもって行うこととなっており、重要な2つの策が実施されることとなっている。」と加えた。
同氏はまた以下のように述べた。「1つ目の改善策は、市場価格の高騰を抑制するべくナンの価格を安定させることに合意したナン屋に対し、家賃や従業員の賃金の一部負担のために経費の15%を援助するというものだ。関係者各位には今計画が終了し次第通知する予定である。」
ジャラール氏は第2弾の2つ目の策について、ナン屋にその店の収益に基づいて国が小麦粉を配給し、ナンの生産数量増加につなげるものだと説明した。
同氏は加えて、「不正行為や過大計上をしているナン屋についてはSMSまたは電話を通じて諸注意を行ったのち必要な策を講じるだろう」と述べた。
経済財務相顧問は「小麦粉価格の安定化を図ることでナン価格は変動しなくなるだろう」と語った。
補助金スマート化計画で一日当たり6,000トンの小麦粉節約
モハンマド・ジャラール氏は第1弾の結果について「第1弾では7万1,000軒のナン屋にスマートカードリーダーが設置され、これは国内のナン屋店舗数の95%ほどにあたる。またこのシステム導入後ナン購入のために5,800万枚の銀行カードが使用された」と述べた。
同氏は続けて「1日当たり1億500万枚のパンが作られ、これは1日当たり1万5,000トンの小麦粉が消費されたことを表す」と述べ、以下のように説明した。「もしも既存のカードリーダーすべてが完全に利用可能になったら、毎日ナンを生産するために1万6,000〜1万8,000トンの小麦粉が必要になる。今計画の実施前は小麦粉を約2万4000トン消費していたことを考えると、1日あたり約6000トンの小麦粉を節約した事になる。」
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( 翻訳者:IY )
( 記事ID:53913 )