マルマラ地震から23年、防災訓練実施
2022年08月17日付 Cumhuriyet 紙
アンカラで8月17日の地震を記念するプログラムの一環で、アンカラ県災害・緊急事態局の敷地で地震訓練が実施された。
23年前に起きた1999年8月17日マルマラ地震の日に、アンカラで地震を記念する行事が開催された。この一環で、アンカラ県災害・緊急事態局の敷地で地震訓練が実施された。訓練では災害・緊急事態管理局(AFAD)、警察捜索救助隊(PAK)、軍警察捜索救助隊(JAK)、機動隊、トルコ国軍の自然災害捜索救援隊、アンカラ広域市消防隊、トルコ赤新月社、国家医療救助隊、112緊急支援、捜索救援協会(AKUT)、ANDA協会から合計62名、車両45台、捜索犬8頭が参加した。
■「誰か聞こえますか?」
訓練では地震の瞬間がシミュレーションによって想定され、市民は安全に救出された。地震から数秒後、現場に多数のチームが到着し、捜索活動と救助活動を開始した。捜索活動と救助活動の一環で、チームは瓦礫の下に閉じ込められた市民にたどりつくためにメガホンを用いて「誰か聞こえますか」と叫んだ。捜索犬の助けを借りて場所が特定された市民は、救助班による注意深い作業によって救出された。訓練の中では、負傷者は初期応急の後に設置された野外病院で治療を受けた。救助班の集中的な活動の結果、訓練は成功に終わった。
2021年の災害教育年では、災害啓発を行って5667万7561人に情報を提供した。昨年これらの教育が社会的な行動変革に変わることを目的に、2022年は防災訓練年として宣言されていた。
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( 翻訳者:伊永勇人 )
( 記事ID:53914 )