ムーラ県オルタジャ郡で、不法渡航者120人がロシア国旗の掲げられた船舶内で拘束された。外国への逃亡を試みていたとみられる。
郡憲兵隊司令部チームは、午前7時頃、メルゲンリ地区沖のイナルディ湾でボート内に不法移民の一団がいると通報を受けた。通報を受けて出動したチームは、不法渡航者が見つかったソチ港登録のロシア籍船「ブルウザ」号の捜査を行った。
船内から、女性と子どもを含む不法渡航者120人が発見され拘束された。子どもは24人、女性は17人で、合計120人の不法渡航者は観光遊覧船でダルヤン地区まで移送された。
ゲルギョル桟橋で下船した不法渡航者らはミニバスに乗せられ、郡憲兵隊司令部に移送された。彼らの内訳は、アフガニスタン国籍渡航者が96人、エジプト国籍渡航者が14人、パレスチナ国籍渡航者が10人で、手続き後にウラの送還センターに引き渡されることが明らかになっている。また、不法渡航者らを乗せていた船は、ダルヤン地区憲兵隊船舶管理チームによって押収され、管財人に引き渡された。
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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:53932 )