ロシア、穀物輸出合意の実施に非難「目的から逸脱」
2022年08月28日付 Hurriyet 紙


ロシア外務省は、7月22日イスタンブルでトルコ、ロシア、ウクライナ、国際連合(国連)により合意された四者穀物輸出合意が「目的通りに機能していない」と主張した。

ロシアは、合意形成時に国連が提起したアフリカ・アジア大陸の飢餓対策問題を挙げ、「ウクライナ港発の穀物輸送船が通るルートは国連が提起した理由と一致しない」と述べた。

ラブロフ外相は次のように述べた。「これまでウクライナを出港した穀物輸送船の16隻がトルコ、4隻がイタリア、3隻が韓国、2隻がルーマニア、2隻が中国、2隻がエジプト、2隻がイスラエル、2隻がオランダ、1隻がアイルランド、1隻がイラン、1隻がギリシア、1隻がリビア、1隻がドイツで荷揚げした。

23000トンの穀物を積んだ船1隻のみがエチオピアに向かって出港した。トルコに到着した16隻の船の穀物が早く小麦粉製品となり、飢餓に苦しむアフリカ諸国に届けられることを願っている。」

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( 翻訳者:安井 悠 )
( 記事ID:53972 )