エルドアン大統領、ギリシャを厳しく非難「これは反NATO」
2022年08月30日付 Cumhuriyet 紙
公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、8月30日戦勝記念日の式典のスピーチで以下のように述べた。「我が国のF-16戦闘機が、ロシア製のS-300ミサイルによるレーダー照射を受けた。敵対的な行為である。特にこの戦闘機がNATOの任務に従事している最中であれば、直接NATOに向けられた行為ということになる。実際、この行為は我々に対してではなく、NATOと同盟国に対する挑戦といえる。」
公正発展党のエルドアン大統領は、以下のように発言した。
「エーゲ海上の公空でNATOの任務を実行していた我が国のF-16戦闘機に対し、ギリシャのクレタ島に配備されているロシア製S-300地対空ミサイル・システムによってレーダー照射が行われた。一国の戦闘機に対してレーダー照射を行うことは敵対的な行為である。特にこの戦闘機がNATOの任務を実行していれば、この敵対的行為はNATOの全加盟国とNATOに対して直接向けられたものということになる。ギリシャがある空軍に対しS-300システムを使用したことに対し、アメリカがどのように反応するのか注視している。」
エルドアン大統領は、今夜大統領官邸で行われる8月30日戦勝記念日コンサートの前にコメントした。エルドアン大統領は、ギリシャ所有のミサイル・システムが一週間のうちにトルコのF-16戦闘機などに対して3回レーダー照射を行ったことに言及した。
(下略)
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( 翻訳者:金子萌 )
( 記事ID:53983 )