アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領、アルメニアのニコル・パシニャン首相、ヨーロッパ連合（EU）のシャルル・ミシェル欧州理事会議長は、ベルギーの首都ブリュッセルで三者会談を行った。

アゼルバイジャンのアリエフ大統領は、EUのミシェル欧州理事会議長の招待を受けて訪れたベルギーの首都ブリュッセルで折衝を開始した。

アリエフ大統領は、折衝の中でミシェル議長とパシニャン首相と共に三者会談を行った。4度目の開催となる同会談では、アゼルバイジャンとアルメニア間の和平合意の準備、国境の画定、通信と交通の開放に関し委員会で議論を実施する件などが議題に上がった。

加えて地雷の問題も含む人道的な諸問題、第一次カラバフ紛争で行方不明となったアゼルバイジャン市民、アルメニアにあるアゼルバイジャン市民の集団墓地、歴史的文化的遺産の状況なども取り扱われると予想される。

アリエフ大統領とパシニャン首相は、EUのミシェル欧州理事会議長が主催する2021年12月14日、2022年4月6日、5月22日のブリュッセルでの会合に参加していた。

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（ 翻訳者:伊永勇人 ）
（ 記事ID:53987 )