内務省移民局「今年に入り8万5千人の違法移民を国外追放」
2022年09月25日付 Hurriyet 紙
トルコ内務省移民局は、今年に入ってからこれまでに国外追放された移民は8万4993人に上ると報告。
内務省移民局は、違法移民対策の一環として、9月16~22日にかけて、トルコへの入国を拒否、あるいは拘束され国外追放された違法移民のデータをソーシャルメディア上で公開した。「トルコは移民を管理する」とタグ付けされた動画投稿によれば、国境での高レベルセキュリティ対策により、9月16~22日にかけて違法移民5352人のトルコ入国が受け入れられなかった。今年に入ってからこれまでで入国を拒否された違法移民の数は21万9886人に上る。
■すり抜けた移民は拘束
9月16~22日にかけて、違法入国移民5632人が治安部隊の捜査活動によって拘束された。拘束された違法移民のうち1534人がアフガニスタン出身、265人がパキスタン出身、3833人はその他の国出身であることが明らかになっている。
■一週間で3272人国外追放
移民局は、違法移民の強制送還作業も欧州平均をはるかに上回る水準で休みなく進められていると述べ、9月16~22日の一週間だけで合計3272人(アフガニスタン1690 人、パキスタン308人、その他1274人)の違法移民を国外追放した。移民局は、先週も3005人の違法移民が国外追放されたとし、2022年内に国外追放された違法移民の数は8万4993人に達したと明らかにした。
また、移民局送還センターで国外追放手続き中の違法移民者の数は1万5870人と報告された。そのうち2920人がアフガニスタン出身、4974人がパキスタン出身、7976人がその他の国の出身と記録されている。
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( 翻訳者:原田星来 )
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