エルドアン大統領はウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談を行った。エルドアン大統領は、ザポリージャ原子力発電所周辺において武装解除地帯を設置するための調停申し出は今も有効であると述べた。
エルドアン大統領はウクライナの大統領ゼレンスキーと電話会談をした。
大統領府広報の発表によると、会談ではロシア・ウクライナ間の戦争に関する展開が検討された。
■捕虜交換
エルドアン大統領は、会談の中で長期間にわたって取り組んできたロシアとウクライナ間の捕虜交換が成功裡に終わったことを非常に喜ばしく感じていると述べた。
■ザポリージャ地域の仲介役と円滑化役の申し出
エルドアン大統領は、ウクライナの穀物を黒海経由で輸出することに向けた合意が機能していることに触れ、同様のアプローチがザポリージャ原子力発電所の文脈においても提示可能であるとし、発電所周辺で武装解除地域を設置することに向け自身が必要な仲介役と円滑化役[を果たすと]の提案は今も有効であると述べた。
■ウクライナでの住民投票
エルドアン大統領は、ロシア支配下にあるウクライナの一部の地域で一方的な住民投票が実施されたことが外交折衝の活性化の努力を困難にしていると指摘し、戦争を平和的交渉により解決するため必要なあらゆる貢献を行う準備はできている、と述べた。
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( 翻訳者:伊永勇人 )
( 記事ID:54130 )