フィンランド、NATO加盟に関するトルコとの交渉で進捗あり
2022年10月08日付 Cumhuriyet 紙


フィンランドのペッカ・ハーヴィスト外務大臣は、北大西洋条約機構(NATO)の加盟プロセスにおいて、フィンランドとスウェーデンはトルコとの交渉を続けていると述べた。

フィンランドのペッカ・ハーヴィスト外務大臣は、件のNATO加盟プロセスについて見解を述べた。

ペッカ・ハーヴィスト外務大臣は、フィンランドとスウェーデンがNATOに関してともに遂げた進展は、「フィンランドとスウェーデンだけでなく、同時にNATOにとっても利益」となると主張した。

ハーヴィスト外務大臣は、「落ち着こう。これより、もちろん主要な焦点である、NATOの拡大は、NATOの安全保障とその後のフィンランドとスウェーデンの安全保障に適う形でなされるべきだ」と話した。

ハーヴィスト外務大臣は、フィンランドとトルコの間で署名された3カ国合意を想起させ、加盟プロセスは「進展している」と述べた。


■交渉を続けていく。

スウェーデンもトルコへのコミットメントが功を奏し始めたと述べたハーヴィスト外務大臣は、3国の間での交渉を続けていると述べた。

ハーヴィスト外務大臣は、フィンランドとトルコの間で続いている話し合いは、NATO加盟に関するものに限らず、「より包括的」であると話した。

また、「フィンランド、スウェーデンとトルコの間で続けている他の多数の議論もある」と明かした。


■トルコは、我々を信頼してくれている

フィンランドのアンティ・カイッコネン国防大臣もフィンランドのテロとの闘いに関する政策をトルコが信用することを期待している旨を述べた。

アンティ・カイッコネン国防大臣は、「最高のシナリオは、今年の末にNATOに完全加盟できることではあるが、より長期にわたり議論の必要性を有するアジェンダがあれば、話し合うことになるだろう。NATOへの我が国の加盟に一刻も早く承認を得るために努力している」と話した。

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( 翻訳者:関颯太 )
( 記事ID:54204 )