NATOストルテンベルグ事務局長、トルコ訪問
2022年11月04日付 Milliyet 紙


NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、チャナッカレのゲリボル半島にある戦没者慰霊碑を訪問し、墓地に献花した。フルスィ・アカル国防大臣がストルテンベルグ氏に同伴した。

一連のプログラムに参加するためトルコを訪問しているNATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、チャナッカレの戦いが行われた歴史的なゲリボル半島を訪れた。ストルテンベルグ氏の訪問には、フルスィ・アカル国防大臣が同伴した。 

戦没者慰霊碑を初めて訪れたストルテンベルグ氏は、同地についてアカル国防相から説明を受けた。ストルテンベルグ氏は同地の象徴である戦没者墓地と無名戦士の碑に献花し、記念写真に収まった。その後、アンザク入江、フランス人兵士の墓地、英連邦王国記念碑を訪問し、同地を象徴する外国人墓地に献花した。 

■訪問客と写真に収まる

この間、慰霊碑を訪れていた人々の注目はフルスィ・アカル国防相に向けられた。アカル氏とストルテンベルグ氏は「我々の心はあなたたちと共にある」「あなたたちを誇りに思う」などと言っていた人々と記念撮影の写真に収まった。アカル・ストルテンベルグ両氏はここからセッデュルバヒルに向かい、まずはフランスの記念碑を、つづいて英連邦王国記念碑(ヘレス岬)を訪れ献花した。アンザク入江に下りた両氏は、その後ジョンクバユル・アタテュュルク戦勝記念碑を、さらにニュージーランド記念碑を訪問した。
 
■2人で会談

フルスィ・アカル国防大臣とNATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、戦没者慰霊碑と史跡・ゲリボル半島への訪問の後一堂に会した。会談では地域の防衛・安全保障とNATOに関する議題が取り上げられ、アカル氏がトルコの見解を伝えた。またアカル氏は、トルコがこれまでNATOにおける責任を果たしてきたこと、そして今後もそれを継続することを表明した。ストルテンベルグ氏は、トルコがNATOの重要な同盟国であることを強調し、穀物回廊の再開放においてトルコが効果的な役割を果たしたことに感謝の意を述べたということだ。

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( 翻訳者:神谷亮平 )
( 記事ID:54389 )