アカル国防相「越境攻撃で254テロリストが死亡・負傷」
2022年11月23日付 Hurriyet 紙


フルシ・アカル国防相は、「ペンチェ・クルチ(かぎ爪と剣)作戦は、空及び地上の火力支援による懲罰的爆撃・砲撃によって継続されている。同作戦においてはこれまでに471人の標的が攻撃対象となり、254人のテロリストが処分された。」と述べた。アカル国防相は、同様に地上作戦がありうるかどうかの問いに、「我々の唯一の標的はテロリストであり、彼らがどこにいようとそこが我々の標的である」と答えた。

アカル国防相は、トルコ大国民議会(TBMM)計画・予算委員会で国防省の2023年予算審議が終了した後、すぐに国会から陸軍司令本部作戦本部に移動した。

アカル国防相は、ヤシャル・ギュレル参謀総長、ムサ・アヴセヴェル陸軍司令官とともに国境上にいる部隊指揮官らとビデオ会議をし、現地の最新状況について情報を得て指示を出した。

■「471人が攻撃対象となり、254人のテロリストが処分された」

最近の最大で、最も包括的かつ効果的な航空作戦で始まったペンチェ・クルチ作戦は成功裏に続いていると述べるアカル国防相は、「作戦は、空及び地上の火力支援による懲罰的爆撃・砲撃によって継続されている。作戦においてはこれまでに471人の標的が攻撃対象となり、254人のテロリストが処分された」と話した。

トルコ軍の作戦の結果テロリストらを追い詰めたと指摘するアカル国防相は、「テロリストらは残忍にも民間人を攻撃した。我々は直ちにこれらを沈黙させるだろう。過去にキリス、ハタイ、レイハンルでも同じような状況を経験した。かつていつ我々は国境の向こう側を攻撃したのか、この点である段階に達した」と述べた。

■トルコ軍の唯一の標的はテロリストとその組織である

アカル国防相は、トルコ軍がテロとの闘いで成功したあらゆる作戦後と同様に、再びテロ組織とその国内外の支援者が、陰謀・策謀の中心にあるもの達が、偽情報を流布しようとしていると指摘し、以下のように述べた。

「テロリストらは中傷、陰謀、策謀によってトルコ軍のテロとの闘いにおける成功に影を落とそうとしている。繰り返し説明するが、トルコ軍の唯一の標的はテロリストとその組織である。我々は、いかなる民族、宗教、宗派のグループ、クルド人、アラブの同胞たちとの間に問題を抱えていない。我々の標的はテロリストのみである。彼らは何者なのか?クルディスタン労働者党(PKK)、人民防衛隊(YPG)、民主統一党(PYD)、イスラム国(DEAŞ)である。その誰であれ。テロリストらの審判の時が来た。彼らはトルコ軍とは戯れないと理解するだろう。我々は戦死者たち、命を落とした子どもたち、教師たち、同胞たちの血の一滴一滴の責任を問う。」

■地上作戦はありうるのか?

アカル国防相は、テロの基に向けた越境地上作戦が行われる可能性があると指摘し、「我々の唯一の標的はテロリストであり、彼らがどこにいようとそこが我々の標的である」と述べた。

また同国防相は、テロリストは正義に降伏する以外の道はないと述べた。

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( 翻訳者:田原紗樹 )
( 記事ID:54520 )